伏見でムーミンの仲間が発見される。そしてその悲しい結末

ここは京都伏見の商店街。
出会いと交流、そして多様性のまちです。

可愛い女の子にも出会えるし、面白いおっさんにも出会えます。
そして、こんな出会いも。

これはムーミンの仲間に違いないと思いました。
しばらくすると、目が開きました。

ナスフキン

彼の名前はナスフキン。
色々と話を聞いていると、各地を旅してきたそうです。
自由であることがもっとも大切であるようだ。

ナスフキンはこんなことを言いました。

あんまり誰かを崇拝するということは、自分の自由を失うことなんだ

深いなぁ。

wishigrowも自転車で日本全国を旅しましたので、ナスフキンとはすぐに友達になれました。

色々と相談させてもらった

なんだかナスフキンは悟りを開いているかのようなことを言ってくれる。

僕は「人付き合いが苦手なんだよね～。」って相談します。
するとナスフキンはこう答えます。

いつもやさしく愛想よくなんてやってられないよ。理由はかんたん。時間がないんだ。

愛想よく振る舞うのはやめておくよ、ナスフキン。

そしてまた、「結婚がうまくいかなかったので、まいってるねん。」って相談します。
するとナスフキンはこう答えます。

生きるっていうことは平和な事じゃないんですよ

ナスフキンのお陰で、心が軽くなったよ。

しかし、別れの時がやってくる

ナスフキンは言いました。
「wishigrowのことは気にいったよ。僕は食物なんだ。新鮮なうちに食べてくれよ。」

僕もいつか別れがくることは初めから分かっていたのです。
悲しい決断でしたが、宿命です。

ごめんね、ナスフキン。

（20分後・・・）

旨いぞ、麻婆茄子

ナスフキンは美味しい麻婆茄子になりました。
ナスフキンの気持ちを無駄にしないために、頑張って丁寧につくりました。

「美味しいよ、ナスフキーン（涙）」

大切なのは、自分のしたいことを自分で知ってるってことだよ

「一緒に生きていこう、ナスフキーン（涙）」

ナスフキンは何度でも生まれ変わってくると思います。
あなたの元まで旅して行った時には、仲良くしてあげて下さいね。

おわり