「とりあえず、6000円は得した気持ちになっています。」
こんにちはwishigrowです。
京都市のプレミアム商品券を手に入れてきました。
10,000で12,000円分買い物ができるっていう、地域活性化策のアレです。
上限の30,000円分引き換えましたので、6,000円得することになります。
全部使い切ればの話やけどね。
なかなか高級感のあるデザインで良い
デザインがかっこいいですね。
京都市琳派賞を受賞した作品が取り入れられているそうです。
で、琳派って何?
俵屋宗達?
風神雷神図?
というイメージで、どんなのが琳派なのか良くわかりません。
なんとなく、”むくみ”がとれないイメージ。
おつりは出ません
この商品券で買い物すると、おつりは出ません。
例えば、20円の商品を買うためにこの商品券を使ったら、980円は手元に残ってしまうので、消費喚起という役割を果たさないからです。
逆に言えば、833円以上の商品なら「つりはいらねぇ」って言っても自己負担はないです。
お店側が得してくれます。
たまにはきっぷのいい使い方をしてみようかなぁ。
愚策だとも思います
個人的には得しますが、政策的には気に入らない。
コストがかかりすぎ。
商品券の印刷代、引き換え券の郵送代、広報費などなど沢山の事業費がかかっていますよ。
先日、大型書店に行ったのですが、店員の女の子がプレミアム商品券引き換えコーナーに、ボーっと座らされていましたよ。
誰がそのコストを負担しているのか分かりませんが、『無駄やなぁ』って思いました。
とはいえ、郵便振込にしたところで消費喚起に全くならないし、しょうがないなぁとも思います。
逆のパターンならどうかな?
こういうのはどうでしょうか?
期間中に加盟店舗で商品を購入すると、20%相当の金券がもらえ、後日つかえる。
店側の理論ではこれが一番いい方法なんですけどね。
どうですか、京都市さん、あるいは政府。
そもそも”わが町消費マインド”が必要
結局のところ、こういう政策は一過性であることは間違いない。
地域活性化のためには、東京に吸い上げられないお金の使い方が必要。
コンビニやイオンで買い物しちゃうと、どんどん地方は疲弊するばかりになります。
地域でお金が循環する消費行動をしてこそ、地域が活性化します。
例えば、スターバックスでコーヒー飲んでるヤツら、ダッサーって言わないといけない。
それに比べ、僕がお店に行ったら「wishigrowさん、いらっしゃい」って言ってくれるCafeが数件あって、めっちゃカッコエエわ。
という価値観・消費マインドですよね、大事なのは。
(と、言いながら、自分もアマゾンで買い物しちゃいます、ごめんなさい。)
グリーンコンシューマー(環境に優しい品しか買わない)などの価値観もあるように、わが町に住み、消費を通じてわが町を守るという価値観もイケてる。
住民がその町をつくる、住民がその町を守る。
わが町が魅力的であるように、個人商店を応援する方向で生きていきます。
願わくば、自分も個人商店プレイヤーになって、成功して、後進を育てる立場になりたいんやけど・・・。
とりあえず、もがこう。