こんにちは、コミュニティづくりや運営に関しては経験のあるwishigrowです。
遊びのコミュニティは沢山立ち上げてきたし、議員秘書時代はロジカルにコミュニティを考えてきました。
(まぁ、その分壊してもいるんですけどね。)
ですので、関わるグループや人に対して、『コミュニティ運営が下手だなぁ』とか、『分かってないなぁ』と思うことが多々あります。
というわけで、コミュニティ運営について知ってることを吐き出しますね。
長く続くコミュニティと、壊れていくコミュニティ
皆さんにも経験がありますか?
メーリングリストやSNSで盛り上がって、高頻度で会っていたのに、徐々に盛り上がらなくなり、久しぶりに声が上がってもみんなスルーしちゃうような展開。
僕は何度もあるなぁ。
ワイワイやってた仲間が飲み会にも集まってこないって、寂しいよねぇ。
そういう経験上、どういうコミュニティが続いて、どういうコミュニティが壊れていくのかって興味を持って観察してきました。
コミュニティに大事なもの
5つです。
と、言いたかったのですが、もう1つ増えました。
- 共通の目的
- リーダー・マネージャー
- 連絡手段
- 直接会う機会
- 新規メンバー
- 外部との接触
共通の目的
遊びでも飲み会でも良いのですが、何のために集まっているのかは大事です。
踊るのか、演奏するのか、勉強するのか、ゲームをするのか、誰かを応援するのか、目的は色々だと思いますが、とにかく明確にしておかないといけません。
これがないとバラバラになります。
リーダー・マネージャー
リーダーでもマネージャーでも良いのですが、全体を見れる人が必要です。
目的に沿った活動ができているか、構成メンバーの状況なども把握できる人だと良いですね。
ちゃんと管理できる人がいないと、バラバラになります。
連絡手段
コミュニティのメンバーに対して、同じ情報がいきわたる状態にしておかないといけません。
誰かに伝わっていない情報があると「そんな話、聞いてねぇ!」とメンバーが言いだして、バラバラになります。
直接会う機会
人間って直接会わないと、ダメなんですよねぇ。
文字情報のやりとりだけでは、バラバラになります。
新規メンバー
同じメンバーだけではコミュニティは維持できません。
なぜなら、人は志向・環境の変化でコミュニティを抜けていくからです。
常に新しいメンバーが入ってこないと、バラバラに、はならないけど、ポツポツになる感じ?
外部との接触
これは、絶対必要というわけではありませんが、外部との接触があった方が連携が強くなります。
例えば、音楽のコミュニティだったとして、集まって練習しているだけなのと、外部に向けて発表会をするのとは、だいぶ違います。
あるいは、祭りのスタッフとして一緒に頑張ったりすると、とても連携が高まる。
内と外の意識が強まるのかなぁと思います。
仲良しグループとの違い
勘違いすると大変なのは、仲良しグループとコミュニティを混同することです。
仲良しグループは上記で挙げたもの全て必要ありません。
何が違うのかというと、構成人数が違うと思います。
仲良しグループとして成立するのは7人までじゃないでしょうか。
それ以上の人数を超えると、コミュニティ運営の意識が必要になると考えます。
仲良しグループは、合議制でもいいし、共通の目的がなくても何とかなる。
好き嫌いでくっついたり離れたりすれば良い。
しかし、コミュニティ運営が必要なのに『もっと仲良くなれば上手くいく』と考える人がたまにいます。
(過去、自分もそうでしたけど。)
そういう人は結果的にメンバーの一部とばかり仲良くして、その輪の居心地の良さを重視してしまうのです。
全員が全員と仲良くなるなんて幻想ですから、派閥みたいなのをつくってしまうんですよね。
こういうのができてしまうと、他のメンバーや新規メンバーの居心地が悪くなってしまうのでコミュニティの寿命を縮めます。
コミュニティと仲良しグループは違うのだと理解しておきましょう。
上記のノウハウは重要です
これからの時代はコミュニティに所属した時の立ち振る舞い方はとても重要です。
これまでは、地域や職場がコミュニティを用意してくれたのですが、価値観の多様化のせいか何だかわかりませんが、自ら求めないと手に入らないものになりました。
さらには、コミュニティというものは維持するのが難しく、非常に壊れやすいです。
みんなにもポイントを押さえていただいて、良好なコミュニティ運営に貢献していただきたいなぁと思います。
まぁ、どんどん壊して、どんどん出会っていくというのも良いですけどねっ!
募集中のイベントはありません