こんにちは、空想といえばwishigrowです。
いや、僕の場合は妄想か。
昨年末に”下町ロケット”っていうドラマがやっていましたよね。
佃製作所という中小企業が、技術力で大企業に挑むドラマ。
それを地でゆくような、中小企業なのにロケット開発をしている人の本です。
今の時代の生き方指針になるような本だと思った。
自己啓発本のジャンルに分類されると思うが、学者でもなく執筆家でもない現在活躍中の企業人の本であり、ためになると思う。
→好奇心を“天職”に変える空想教室
TEDの動画を見ました
社会問題の解決を目指すアイデアをプレゼンするTED。
なんやかんや動画が流れてくるので、皆さんも知っていますよね。
植松努氏のプレゼン動画を見ました。
2014年7月13日に行われたTEDxSapporoのもの。
20分の動画のことごとく納得して、感動しました。
特に、
今、アフリカでは自分なんて勉強したって無駄だ、努力したって無駄だって、自分の未来や可能性を諦めてしまった人たちが最後には人を殺して奪うようになるんだそうです。
ここが一番、ハッ!ってなりました。
僕はたまに”戦争をなくす方法”を考えているのです。
こちらの記事にも書きました→僕は戦争を無くす方法を知っている
この動画を見て、みんなが自分の可能性をあきらめず、生産を喜ぶようになればいいのかぁって思った。
とにかく感動しましたので、20分の動画だけでなく本も買うことにした。
本の特徴
TEDの動画と重なっている記述は多いです。
口語体で書かれていてとても読みやすい。
中学生くらいからぜひ読んでほしいと思う。
そして、教育者にも読んでほしい本だ。
夢を持ちにくい現代社会において、どうすればやりたいことを大事にできるか、かたちにできるかが分かりやすく書いてある。
個性があると必要だと言われる
wishigrowが特に「そうだ、そうだー!」って思ったのはこのへん。
自分で考えて自分で試す。
それは自分にしかできない経験になる。
その自分ひとりの経験こそが個性になる。
個性があると、まわりから「必要だよ」と言われるようになる。
(一部要約)
『お前らに出来ないこと、俺、やっちゃうもんね~。』って強く思いましたよ。
誰も教えてくれないことを積極的にやろうと思う。
好きなことにはいくつも手を出す
自分は何でもかんでもやらずに、何かの専門分野に特化してしっかりやるべきかなぁって、思うこともよくある。
Webプログラミングか、コミュニティづくりか、ライティング、イラスト・・・。
しかし、”好きなことはいくつも手を出す”で、いいんやって。
記述の根拠は薄いけど、『あれがダメでも、これがある』って思ってた方が自信になるのかなぁと思います。
性格によるのかもしれませんけどね。
その他
目にとまったものを抜粋してみます。
抜粋すると、自己啓発本っぽさが強調されて嫌ですけど、これは著者の経験によって導き出された言葉たち。
- お金は”自分の知恵と経験”のために使ったら、貯まり続ける。
- 本当の仲間たちは「責任」の向こう側にしかいない。
- これからは考える人が増えるといい。
- 考える人とは、”やったことがないことを、やりたがる人”。
- 他人に評価をまかしてはいけない。
- やりたいことがあれば「やったことがある人」を探すのが一番の近道。
- 「”自分には無理です”と言っておけば、楽ができる」と言っていた人は仕事を失った。
- 50%の力で今の食い扶持を稼いで、50%の力で未来の仕事をつくればいい。
- 「自分のできないこと」を持ち寄ったら、うまくいくことが多い。
- 自信を取り戻せば、みんな優しくなれる。
- ”夢”と”仕事”は全然違うもの。ただ一緒になっちゃうのはあり。
- 好きなことはやってる時間が長いから、知らないうちに能力になる。だからどんどんやった方がいい。
気になる1文があれば、本書を手に取って読んでみるべきだ。
ちょっと発達障害っぽい
「集団行動ができない」「落ち着きがたりない」「忘れ物が多い」「服がいつも後ろ前」などと通信簿に書かれていたそうです。
小さいころから、飛行機に興味を持って集中するあたり、発達障害っぽいなぁって思う。
そういう植松氏が、日本社会の同調圧力と戦ってきた本でもあるのかなぁって思ったりする。
今の社会で生きづらいなぁと思っている人にも、勇気を与えられる本かもしれない。
オススメです
上記の通りオススメです。
これからの日本で生きていくための、人生指針の本だと思う。
機会があれば、読んでみて下さい。
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