こんにちは、京都在住のwishigrowです。
2016年8月24日(水)、化野念仏寺の千灯供養に行ってきました。
ちなみに、”あだしの”と読みます。
化野念仏寺には初めて行きましたので、良い経験になりました。
当方は、遊び感覚は捨てて、供養する気持ちでお参りしたのですが、写真撮影を目的にした人が多かったですね。
同時に、”愛宕古道 街道灯し”も行われていて、夜の散策にちょうど良かった。
女子大生が盆踊りを踊ったりもして。
化野念仏寺の千灯供養
化野は平安時代から鎌倉時代にかけて、風葬の地であったそうな。
死体を野ざらしにしていたわけですね。
その無縁仏たちを供養するために無数の石仏が作られました。
その石仏は時代とともに散乱し、埋没していたのですが、化野念仏寺の境内に集められたそうです。
そして、地蔵盆にあたる8月23日と24日にその無縁仏にろうそくをお供えする行事が千灯供養です。
行き方
嵐山まで行けば、清滝行きバスで鳥居本という場所で降りてすぐです。
阪急でも嵐電でも嵐山までは行けるし、時間によっては京都駅や四条から清滝行きのバスが出ているようです。
今回は京都駅からJR嵯峨嵐山駅へ。
少し散策して、阪急嵐山駅からバスで鳥居本に行きました。
もしまた行くとしたら、嵐山駅から徒歩で化野念仏寺に行きます。
30分くらいかかるのですが、ムードを盛り上げるためには歩いて行った方がいいのです。
自分の足を使った方が、ありがたみが増すものですよ。
ろうそくでの供養
協力金とし1000円を納めると、ろうそくを渡されます。
無数の石仏の中にある、ろうそく立てに刺します。
供養の気持ちでろうそくをお供えするわけですが、カメラおやじ達が多くて、ちょっと興ざめ。
『京都の歳時記を撮りに来た』というような人があまりにも多すぎて、『なんだかなぁ』と思います。
その場の雰囲気に浸りきれなくて、気持ちが入らないんですよね~。
まぁ、僕もブロガーとして写真を撮っちゃうわけなので、あまり人のことは言えないんですけど。
水子供養のお地蔵さんもいて、そっちの供養の方が心が入る。
子どものおもちゃがお供えしてあると、切なくなった。
愛宕古道 街道灯し
千灯供養と同時に、愛宕古道 街道灯しも実施されていました。
行燈がたくさん並べられているのです。
この愛宕古道というのも初めて通ったのですが、茅葺の家があって趣がある。
愛宕山にも登ってみないとあかんなって思った。
子どもたちを含めたいろんな人が行燈制作に携わっていて、色々な柄の行燈・提灯がありました。
盆踊り
街道灯しには、嵯峨芸術大学の学生も参加していて一緒に盛り上がっているようです。
盆踊りもやっていた。
「ぜひ参加してください!」なんて言われたので、踊ってみました。
テンポがスローで、あまりノれなかった。
隣で踊ってた女子大生の話によると、愛宕の盆踊りらしいです。
そして、女子大生にそそのかされて限定Tシャツを買ってしまいました。
まとめ
行きはバスでアクセスしましたが、帰りは徒歩で嵐山まで帰りました。
嵐山は観光にはいい条件が整ってますね。
人気があるのがよくわかる。
渡月橋を見ながらまったりすると、幸せな気持ちになることだろう。
嵐山の夜空は地元の夜空よりも広く感じた。
そんなに遠くはないので、また今度、ふらっと気ままに行ってみよう。
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