ここまで充実した日を過ごせるヤツはなかなかいない。
「仕事→盆踊り→走る→ビール飲む→盆踊り」とまぁ、普通の人の3日分ぐらい生きた。
最高だった。

2017年8月19日(土)“走ってからのビール会!楽しい夏まつり付き”を実施した。
参加者が少なかったので、自分のわがままを通させてもらって、盆踊りのハシゴをしたのだ。
めっちゃ楽しかった。

盆踊り多い!

8月19日は盆踊りの特異日になったようだ。
捕捉しているだけで5つはある。
高台寺の盆踊りがあって、立誠小学校の夏祭りがあって、私が住んでいる町内の盆踊りもあったのだ。
盆踊りあらしとしては悩ましいが、先に情報が入った“養正(ようせい)夏祭り”を最優先とし、第1回目で気になった“盆踊りin仏光寺”も見に行くことにした。

ちなみに、夏の間に実施したかった“走ってからのビール会”を企画したのだが、参加者が少なく、自分のわがままで大幅に企画変更させてもらいました。
“盆踊りのハシゴ会、走ってからのビール付き”になった。

盆踊りin仏光寺

盆踊りin仏光寺はFacebookで情報が流れてきた。
今回、第1回目とのことです。
ずっと前には盆踊り会があったらしいけど、なくなったって。
炭坑節と江州音頭を踊って、さらに恋するフォーチュンクッキーで踊るというのだ。
異色だ、めっちゃ気になった。

まず、仕事をスムーズに終わらせるところからスタート。
かなり前倒しで作業を進め、15:30には終わらしていたな。グッジョブ!
そして、四条烏丸に17:30、のっぽと待ち合わせて、仏光寺に移動。

近頃、仏光寺通り周辺は京都でもHOTなスポットだと聞く。
近頃と言っても3年くらい前の話かな、おっさんの近頃は3年スパンなのだ。
HOTだと思ったのは、仏光寺の中に飲食店があったこと。
あと雑貨屋さんもあって、『スゲーHOTやん』って思った。
『お寺の中にオシャレスペースがあるって、めっちゃやん』って思った。

仏光寺のカフェ

さて、盆踊りの話をしよう。

まず、炭坑節からスタート。
これは、その場にいる誰よりも自分が熟練していました、なんせ盆踊りあらしですから。
見本となる浴衣姿の女性たちよりも断然しっかりしてる。
聞いてみると「昨日練習しましたー」って。

次に江州音頭になるわけだが、振りの解説からスタート、初心者向けのいい会だ。
とは言え、結局は見様見真似でやるしかないのだが。

盆踊りin仏光寺

音源はテープ会、太鼓だけ生音、若い女の子が叩いている。

来た時点ではぽつぽつとしか人がいなかったのに、開始時間を10分ほど過ぎたら二重の輪になるくらいに踊り手が集まっていました。
盛況です。

そして、きました“恋するフォーチュンクッキー盆踊り”。
まず見本の女性が振りのお手本を見せます。
そしてみんなが踊りだす。
大混乱に陥るんじゃないかと心配していましたが、みんな踊っていた。
私も踊ったのですが、かなりいい振り付けです。
4拍づつ動いて、5パターンの動きで構成されいた(と記憶している)。
他の盆踊りにはない動きばかりで、かなりトキメキました。
ツーステップやセンターに寄るのがフォークダンスっぽくって、好きでした。
とても楽しかった。

しかし、スケジュールの都合で18:30には移動だ。
もっと踊りたかったが、出発。

この会は「誰々の真似をして踊ってください」っていうのが明示されているのが良い点だと思いました。
その後、さらに人が増えて盛り上がっていたのかもしれないですねー。

走って移動

仏光寺から出町柳まで走って移動します。
元々は走ってビール飲むのがメインだったのです。
およそ4㎞。
田の字地区や御所を経由。
しゃべれる速度で走ろうっていいつつ、結構いいペースだった。
ちなみにのっぽは2㎏ぐらいの荷物を背負っている。

御所ジョギング

御所の砂利道はランナーにはきつい仕様だった。
景色も変わらないし、ちょっと異様なジョギングポイントです。

30分ほどでゴール。
出町柳のコンビニでビールを購入。
汗だくでゴクッと飲む。
一気に酔いが回り、テンションがズバンと上がる。

ようせい夏祭り

出町柳を少し北上すると提灯が光っていた。
駅から徒歩4分くらい。

ようせい夏祭りも第1回目とのこと。
以前参加した錦林盆踊りと運営母体が同じです。
主催団体の杉山さんにお話を聞いたところ、演劇とか音楽とかの方面に強いらしい。
確かにステージイベントが豊富でした。

お話を聞いたと言うか、「あなたのこと知っています。」みたいな感じで会話が始まったのですが、ブログを読んで頂いたようです。
その後、バンドのサンポーヨシの方にも「あなたのこと知っています。」みたいな感じで会話が始まりまして、「盆踊り大会の客観的な感想が読めるのはとても参考になる」とのことでした。
そして、「藤森音頭の振り付けをした人は知り合いで・・・」って言われた時には、
『やべぇ、楽しくなかったって書いたやつやん、リアル炎上か!』ってドキドキしましたが、
「参考になった。」ってことで落ち着いているようです。
ホッとした。

盆踊り会の運営者が注目する盆踊り評論家になってしまった?
プレッシャーがかかるなぁ。

そんな感じの会話をしつつ、のっぽとピタパンを食べたり、グリーンカレーを食べたりしました。

グリーンカレー

残念ながら、飲食ブースは少なかったです。
出店店舗の質は非常に高かったのですが、焼きそば、から揚げ、フランクフルトなどベタなやつは必要だと思います。
そして、ビールが売り切れていたのが致命的だった。
生ビールを用意しといてよー。

いつもの仲間が続々と

盆踊りの開始を待っていると、各会場で出くわす盆踊り仲間が続々と現れる。
聞くと、みんな盆踊りをハシゴしている。
甲斐ごろうたさんと龍粋華さんは高台寺からのハシゴ。
桂のやつらは立誠小学校からのハシゴ。

それぞれ重視するポイントが違うんかもしれんくて、それもまた面白い。
生音頭、アクセス、珍しさと色々なんだろうなぁ。
でも、ようせい夏祭りに集結してしまった。

狂乱

いよいよ生音頭が始まりました。
音響がかなり良くて、お囃子がギンギンに響きます。
それもあってか、のっけから踊り手が多い。
そして狂乱状態。

江州音頭の正調を踊る人、錦林の時の踊りを踊る人、なりふり構わず踊る人、入り乱れてのスタート。
『この狂乱具合、踊ってる人の半分は糺の森の狸かも』って思った。

年配の人が踊っていたので、この場では錦林の時の踊りを踊るのが正しくて、この踊りは江州音頭左京バージョンなのかなぁ。
「右手‐右足→左手‐左足→右手‐右足→左足1歩→右足1歩→左足後ろに1歩→右足→手拍子2回」の振りです。

時間が経つにつれ、江州音頭左京バージョンに統一されていきました。

私は4㎞走ってビールを飲んでいますし、野外ではしゃげるのが最高に楽しいし、『周りのやつらに負けてられねー』みたいな気持ちにもなりますので、率先して狂乱しました。

めっちゃ楽しい。
楽しくないはずがない。
なんだかすごかったです。

ようせい夏祭り

出町デルタのあたりって、ちょっと個性的な人たちがはっちゃける場所なので、そういう土地柄ゆえのパワーがあるのかもしれない。
人間の野性味あふれる感じ、原始的な祝宴だった。
地元のおばちゃん達、若者、幼児、外国人、そして踊り仲間たちがはっちゃけて、狂乱っぷりを競い合って踊りました。

狂乱しすぎてメガネを落とした時は、暗いし視界が悪いし誰かに踏まれるか分からんからスゲー焦った。
落ち着きようがなかったな。

駅も近いし、来年もあるならもっと人が集まるんじゃなかろうか。
ただ、その際には飲食を強化しといてください。
生ビール必要。

まとめ

すごく楽しんだ。
仏光寺の運営者の皆様、ようせいの運営者の皆様、どうもありがとうございました。
のっぽも踊りとジョギングに付き合ってくれてありがとう。

それぞれの盆踊り会が来年も再び開催されることを期待しています。
ただし、日はずらして欲しいですね~。

京都盆踊り協定を結んではいかがでしょうかー?
こちらを参考にどうぞ→京都の盆踊り情報まとめ2017

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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