かくいう私は男子ですが、専業主夫に向いているんじゃないかと思ったりします。
料理は得意やし、洗濯は簡単やし、掃除はやや苦手やけど汚部屋にはなってません。
子育てもイケますよ。
ということとは関係ないのですが、橘玲氏の「専業主婦は2億円損をする」という本を読みました。
無料キャンペーン中だったから。
若い女子向けでとても分かりやすくまとまっていました。
専業主婦は2億円損をする
センセーショナルなタイトルなので、「はぁ?」って思う方も多くおられると思います。
大学を卒業した女性が60歳まで働くとして平均2億円稼げるそうです。
(年収530万×38年くらいですかね。)
専業主婦になるとそれがなくなってしまう上に様々な危険が!
女子大学生など若い女性向けに書かれており、「専業主婦になりた~い。」と言うような人に向けて警笛を鳴らす内容になっています。
幸せな専業主婦とは?
まず本書では自由に好きなことをして生きていくには年収800万円必要とされています。
また子どものいる夫婦なら年収1500万とのこと。
年収1500万円以上の男性は僅かしかいないので、宝くじよりも確率の低いギャンブル。
そんな男性をGETし、幸せな専業主婦になるのは難しい。
共働きで、お互いが年収800万を稼ぐほうが成功確率が高い。
という主張がなされています。
ここで私は『そんなにお金いる?お金がなくても幸せにはなれるんちゃう?』と思いました。
この問いに対する回答はすぐ次の章に出てきた。
プア充
お金がなくても幸せになれるんちゃう?という考え方はプア充の生き方だそうです。
「人的資本や金融資本がなくても、社会資本があれば幸せになれる。」と書いてある。
家族や友達に囲まれて充実しているという生き方。
プア充 == 社会資本(家族・友達)が充実
他に7つのパターンがあり、
・ソロ充 == 人的資本(仕事・稼ぐ力)が充実
・裕福な引きこもり == 金融資本(働かなくても金が入る)が充実
・リア充 == 社会資本と人的資本が充実
・ソロリッチ == 人的資本と金融資本が充実
・幸福な専業主婦 == 社会資本と金融資本が充実
・貧困 == すべての資本が不足
・超充 == すべての資本が充実
というように、一つでも資本があれば幸せには暮らせますよねって書いてあります。
私は限りなく貧困に近いのですが、社会資本はまぁまぁ満たされているかなぁと思います。
一緒に遊んでくれる人は多いし。
出産後
というわけで、資本は多い方が良い、できる限り働き続けた方がいいし、年収も高いほうが良い。
そいういう当たり前の主張なのですが、女性には社会問題が立ちはだかっているようです。
出産すると差別的な扱いがあるとのこと。
日本では残業することが会社への貢献とみなされ、それによって出世が決まる。
だから、子育てしながら出世するのは非常に難しい。
歪んでいるなぁと思います。
私は企業で働いたことがないので、実情が分からないのですが、そういうものなのでしょうか?
著者の結論
著者の結論としては、
・好きな仕事を見つけてスペシャリストになって高収入
・フリーエージェントになるのがオススメ
・子育ては外注で良い
・共働き夫婦なら家事や育児を分担できるのでそれを目指して欲しい
とのことです。
私は『好きな子と結婚するなら、養っていく度量がないとダメなんじゃねぇか。』と考えながら、到底そんな実力がございません。
ですので、『共働きが前提なら、なんとかなるかなぁ』とちょっと希望が湧きました。
いやむしろ、『料理も子育てもできるので、優良物件なんじゃねぇか』と思っているところです。
ははは~。
まとめ
かいつまんで抜粋しているので、説得力がなく誤解が多いかもしれません。
2時間ちょいで読めますので、ぜひぜひ。
色々やりたいことがあるので専業主夫にはなりませんが、共働き志向のパートナーは積極的に探そうと思いまーす。