禁煙とか禁酒とかあると思うんですけど、私は禁ボドゲです。
勝ち負けが出る遊びから距離を置いている。

勝負の世界から逃げ出しているのです。

遊び

楽しいことがしたいのですが、それを突き詰めていくと参加型の娯楽に行き着きました。
さらに言うと対面交流です。

ダンスを例にすると、ダンスを見るのも見せるのも興味がない。
みんなで踊れるダンスがいい。

そんな志向でいろいろと活動してきました。
フォークダンス、バンド活動、ハッシュハウスハリアーズ、酒場運営、サルサダンス、盆踊り。
そして、人狼ゲームとボードゲームですね。

人狼ゲームとボードゲーム

対面交流の娯楽として人狼ゲームもボードゲームもすごく良いです。

人狼ゲームは全員に会話を促す必要のあるゲームなので口下手な人ほど参加して楽しい。
普段無口な人ほどハマったりします。
全員に投票権が与えられ、投票の判断が勝敗を左右するので参加度の高いゲームです。

ボードゲームはゲームによっていろいろですが、総じて世界観があって楽しい。
ゲーム上の世界に入れる。
当然プレイヤーの全員参加が基本です。

両方とも私の志向にマッチしているのでこれまでは積極的にプレイしてきました。

しかし、勝ち負けが出る娯楽なんですよね。
(※勝ち負けのないボードゲームもあります。ストーリーを作っていくようなものとか。)

勝ち負け

人狼ゲームもボードゲームもハラハラドキドキ楽しいのですが、勝つか負けるかの世界です。
勝てれば嬉しいし負ければ悔しい。
みんなが勝利を目指して戦います。

人狼ゲームの主催者をしていると、ゲームを繰り返すごとにプレイヤーたちの勝利への希求が強まっていくのを感じます。
勝っても負けても、「もう1回やりたい!もう1回やりたい!」っていう状態になる。
勝利欲求が人間には備わっているようです。

病的な意味ではないのですが、軽く人狼ゲーム依存になっている人もみられる。
依存性がある。

ここで私が疑問に思うのは『本当に楽しいから続けているのか?』ということです。
勝って気持ちよくなりたいのでは?

さらには、遊びやのに敗者が生まれるってどうなん?

ダンス

一方、私のやっているダンスは勝ち負けのない世界です。
フォークダンス、サルサダンス、盆踊りは勝ちを目指しません。
ただ楽しいから踊る。

そういったダンスを私は続けていけば良いわけですが、同じように勝ち負けのない娯楽はないだろうか?って思います。

参加型で対面交流で、さらに勝ち負けのない遊び。

私がお邪魔者

そんな遊びを探求したいので、人狼ゲームとかボドゲをプレイしないようにしているわけです。
とはいえ、頑なに拒否しているわけではなく場に合わせて柔軟にプレイすることもあります。
当然プレイヤー達を否定するつもりもない。

そんなわけで、「お邪魔者」というボードゲームをやる会に顔を出して、ご飯とフリートークだけで帰ったのでした。
お邪魔者をやらないというお邪魔者だな。

お邪魔者会

ファミレスで若者たちとご飯を食べる雰囲気も、フリートークもとても楽しかったです。

実験中

そういう実験中です。
同じような理由で過去に「禁飲み会」をしたことがあったのですが、飲み会は便利だという結論に至ったことがあります。

勝ち負けがなくて楽しい遊びが見つかりますかねぇ。
これからも面白いことに沢山出会えるといいなぁ。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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