『踊れる時に踊っとけ。』
こういったワンスレーズに自分の信念を集約すると行動がブレない。
2018年5月27日(日)“KVK Bal 京大でフランスの踊りを踊ろう♪”が実施されました。
踊れる時に踊っとけ!
特に女子大生と踊れるなら!
京都大学民族舞踊研究会(KVK)
フォークダンスなんてものを踊れる環境ってのはなかなかありません。
おばあさま方が集まってる会はあるかもしれませんが、一般成人男性が突入できるはずもない。
(したくない。)
そんな中にあって、京都大学の民族舞踊研究会(略称:KVK)は日本フォークダンス界の最高峰なのではないかと憧れを抱いておりました(妄想)。
参加できる機会を逃すはずがない。
KVK Bal
私はフランスのフォークダンス会に通っています。
今回はKVKとのコラボ企画で踊り会を開くことになったようです。
私がフォークダンスを再開して1年半くらいになりますがこういうのは初めてで、その希少な機会に胸が高鳴った。
女子大生と踊るためにフォークダンスをしているわけではありませんが、その機会があるのならばあらゆる能力を発揮させていただきます。
おっさんは頑張るよ。
環境
イベントスタートから1時間半くらいが経過してからの参加になりました。
すでに20名ほどが踊っています。
到着の時点では男性が多めだったのですが、徐々に同比率になりました。
会場はとても広いです。
バレーボールのコートが余裕で収まるくらいやし、天井も高くて開放感がある。
4サークルで話し合って使えるスペースとのこと。
音響機器も揃ってる。
格安の参加費でドリンク付き。
ですがおっさんは自分用のビールを買ってきて飲みます。
おつまみも買っていったのですがみんなで食べれるように置いといたら、すごい勢いで消費された。
若者たちめ。
ダンス
ダンスはいつもと同じようなラインナップ。
スコティッシュ、ワルツ、ギャロップ、マズルカといったペアダンス。
セルクルやシャプロワーズといったミクサーダンス。
名前のよく知らないチェーンダンスやサークルダンス。
大学のサークルだけあって実に健康的。
搾りたてのオレンジジュースのようなダンス会です。
私だけテキーラサンライズのようなノリで3時間以上踊りました。
複雑
さて、私の心境に迫りたいのですが、
『女子大生と踊って、ウハウハじゃー。』
って書きたいのはやまやまなのですが、実際のところは複雑です。
まず、年齢が離れすぎていて保護者のような感覚になってしまう。
そして、そんな小娘の踊りが自分より手練れだったら年長者として恥ずかしい。
さらに『ビールのんだおっさんやけど大丈夫?どこまでテンション上げていいの?』って心配。
普段は握った手の感覚、お互いのリズム感、音楽の振動などを楽しむわけですが、複雑な心境を抱えたまま踊るので、心までは踊らないって感じかな。
いつにも増して気を使っていたのでしょうね。
アウェイやしねぇ。
円が広いぞ
あと、若者たちなので元気さが違う。
サークルダンスでめっちゃ広い輪を作って踊りやがるので移動距離が長くなる。
その距離を小走りレベルで踊るのでめっちゃしんどい。
『マジか!』って思った。
ヒーヒーなりました。
会話を楽しめた
知らない人が沢山な環境だったので会話を楽しんだかも。
例えば、
中高で吹奏楽部などの音楽を経験した人がこのサークルに入るパターンが多いみたい。
KVKは内部に小サークルがあって、様々な国の舞踊をそれぞれが研究し踊り会を主催するとのこと。
日本の盆踊りを研究する小サークルもあるらしい。
ボールルームダンスをやってる子もいて、ワルツについて気になっていたことが聞けた。
「サルサダンスをやっています。」と言うと、「お母さんがやっているので、踊ったことあるかもしれませんね。」って言われた、『うーむ。』
色んな若者と交流できてエンジョイしました。
アラフォーが大学生とフォークダンスを踊るとどうなってしまうのか
気を使います。
複雑です。
ビール飲んでるウザいおっさんと思われたのでしょうか。
せめて、優しいお兄さんくらいのポジションにはいておきたいです。
女子大生からの評価はともかく、色々な踊り会を経験することによって理想とするダンス会を見つけられれば良いですね。
トランス状態に入っていく盆踊り。
セクシーなお姉さんと踊るサルサダンス。
若い女の子と踊るフォークダンス。
そして自分が主催するコントラダンス。
どれもが魅力的ですが自分の中の優先順位は明確になりつつある。
だからこれからもっと楽しい時間を過ごせる。
自分史上最高の娯楽をどんどん更新し続けていきたい。
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