こんにちは、京都で盆踊りを踊っている石黒わらじろうです。
少しづつ盆踊りシーズンが近づいてきています。
2018年6月2日(土)“郡上おどりin京都2018”に参加し、踊りました。
楽しすぎて、楽しすぎて、まだ踊り足りない。
終わった後もワクワク感が抑えきれない。
郡上おどり
郡上おどりは最近ブームになってきている。
岐阜県郡上市で行われる伝統的な盆踊りで、日本三大盆踊りの一つに数えられている。
7月中旬から9月上旬まで行われ、1番のピークは徹夜で踊りが実施されるスゴイ盆踊りなのだ。
その郡上おどりが勢力拡大のためかどうか不明だが、京都に進出。
今回で11回目。
私は昨年の郡上おどりin京都に参戦しましたが、まだ本場には行ったことがありません。
>>みんなの踊りは圧巻でした、自分の踊りはアカン?郡上おどりin京都
予習
昨年参加してみて分かったことは予習した方が楽しめるということ。
盆踊りなんてものは練習しなくても飛び入りで参加できるのが魅力だと思っているのだが、ある程度熟練したほうが楽しめる。
というわけで、Youtubeを見て自宅で練習。
しかし、10種類もあるのでなかなか捗らない。
結局はあまり熟練しませんでした。
『浴衣で踊りハシャぐ女性はいいなぁ~』って思うばかりです。
ギリギリ
私は土曜日も働いておりますので精一杯やったのですがギリギリ午後3時に会場入り。
すでに始まっておりました。
浴衣に着替える余裕はなく、作務衣のパンツとTシャツという出で立ちです。
下駄は新しいのを用意しました。
予習の成果があってどれもが見たことのある踊りです。スムーズに輪の中に入れました。
地下街
会場は地下街です。
2重の輪になっていて、櫓に隣接するコンパクトな内側の輪と通りを使った長い外側の輪。
本屋さんを挟んで向こう側の列を見れたりするのはなかなか面白い。
列がズラリと並ぶのは圧巻やし、下駄の音がピシャリと揃うのがスゴく気持ちいい。
自分も同じタイミングで踏むので音が跳ね返ってくる感じ、すごい力が備わっているような気持ちになる。
めっちゃ楽しい。
視線
踊っている時に対面している人と目が合うと、こっ恥ずかしくてむずがゆい。
照れる。
全然知らん人達やけど、同じ踊りを踊っているので心が通っているような、それは勘違いなような、絶妙な距離感。
この盆踊り特有の距離感が大好き。
さらに、さっき少しだけ言葉を交わした女性と視線が交わる。
さっきというのは、休憩中に郡上おどりのうちわを配っている女性がいて、ちょっとだけ言葉を交わしたのです。
踊り姿は無駄がなくシュッとしている。
そんな彼女と踊っている最中にふと視線がぶつかって、すごく照れた。
素敵な笑顔でした。
幸せです。
仲間たち
踊っていると、輪の中に踊り仲間を発見します。
サファリハットのおっちゃん、桂のやつら、フランスのフォークダンス仲間も来ている、昨年の同会場で見かけた人もいる。
ホーム感あって心強い。
そして、嗚呼、
胡蝶さん!
発見したときは、胸が高鳴った~。
胡蝶さん
胡蝶さんというのは私が勝手にそう呼んでいるだけなのですが、京都盆踊り界最強の女性です。
昨年の伏見稲荷宵宮祭でお見かけしたときに『盆踊りの精霊か!』と思いました。
その胡蝶さんが参加されておられたのです。
やっぱスゴくて、美しすぎるし躍動感がありすぎる。
蛍光灯の下で拝見するのは初めてで、艶やかさより躍動感が際立っていました。
心が動かされて自分の踊りにも熱が入ってしまう。
しかしまだまだ未熟なので踊りを間違ってしまうのだ。
生焼けである。
これは私だけの私見ではなくて、みんなから認められうる美しさなのです。
事実、今回の金メダルに当たる「踊り免許」を獲得されておられた。
私も胡蝶さんに肩を並べるべく精進する所存です。
いざ本場へ
楽しくって楽しくって、踊り足りなかった。
湧き上がる幸せ感。
自然と顔がほころんでしまって、ニッコニコで家に帰りました。
今年は本場に行くしかないなぁと思っています。
7月14日(土)から始まって、8月13日(月)~16日(木)が徹夜踊り。
仕事し終えて郡上に向かって、徹夜で踊って、帰って仕事、というスケジュールを組んでみたい!
乞うご期待。
京都の郡上おどりは終わりましたが、他の盆踊り情報をこちらにまとめていきますので、ぜひご注目ください。
>>京都の盆踊り情報まとめ2018
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