こんにちは、京都の盆フェスダンサー石黒わらじろうです。
2018年9月17日(月・祝)“東大寺 十七夜盆踊り”に参加し、踊りました。
すごい人数が集まっていて、熱狂できました。
元カノに会いに行くような心境だったんですけど。
行く前の気持ち
盆踊りに興じる日々は楽しく、大好きだったのですが、もう9月の半ばですので盆踊りシーズンは終わりを迎えています。
シーズンが終わったのに気持ちを残しているとツライのは去年経験済み。
だから私は心を切り離しています。
『君は僕の前からいなくなってしまうんだろう。』
『大好きだけど別れよう。』
というのが私と盆踊りの関係です。
9/1に松尾大社で別れたのです。
しかし、東大寺二月堂の盆踊りは盛り上がるらしい。
いまさら盆踊りに行くなんて、別れた彼女に会いに行くような気持ちになって気のりがしない。
また大好きな気持ちが溢れてきたらどうするんだ。
『君を好きなまま、冬を過ごせると思うのかい?』
・・・それでも会いに行ってしまうんですけどね。
原付バイク
別れの話は続きます。
長年連れ添った原付バイクともお別れしようとしています。
だから最後のツーリングとして奈良まで原付バイクで行きました。
ちなみに100㏄なので、60㎞/時は出せるし1時間程度の道のりです。
バイク移動に飽きてきて10分くらい経過した頃に奈良に着きました。
食のイベント
盆踊りは18:00スタートですが16:00には奈良に着いていましたので、腹ごしらえでもしようかと思っていたところ、ちょうど良いイベントが開催中でした。
「C’FESTA(シェフェスタ)」とのことで、「奈良の食材とシェフの祭典」だそうです。
飲食ブースが並んでいました。
パンとコーヒーを買って食べた。
ビールとおつまみも沢山出てたのですが、視線から外した。
9/15~9/24まで実施。
二月堂
さて、会場へ。
東大寺には遠足やらなにやらで何回も行きましたが、この二月堂には初めて訪れました。
「お水取り」でその名は知っていたので貴重な経験です。
雨が降ってきたのですが、清々しい風が吹いていました。
古いお寺の匂いがした。
警戒心
盆踊りが始まる前に私の警戒心を書いておきます。
私は京都で沢山踊っていますが、大阪や奈良は雰囲気が違うんですよね。
『ガチ勢ばかりが集まっていそうで怖い。』
『踊り方がバラバラで気持ち良くない。』
『若い子がいない。』
自分の好みには合わないと思っています。
十七夜盆踊り
この東大寺 十七夜盆踊りは関西で最後の盆踊りと言われています。
盆踊りシーズンのピークが去った後なので、他の会と日程も重ならないのでしょう、すごい人出でした。
400人くらいが踊って100人くらいが見物している状態でしたかね。
警戒した通り、関西の盆踊りガチ勢が集結している模様。
揃いの法被や揃いのTシャツの人たちが多くて戦慄しました。
しかし、ガチ勢が集結すると圧巻でしたね~。
揺れる手とその圧倒的な量が現実のものとは思えないくらいでした。
『すげぇ、みんな踊ってやがる!』って感じ。
まぁ私も躊躇なく踊っているのですけど。
踊り方もそこそこ統一されていました。
河内音頭は主に3種類あったようで、統一されない時もあったのですが、絶対数が多いので違う踊りをする人もいれば同じ踊りをする人もいるので困惑することはなかった。
江州音頭は正調で統一されていて、違う踊りをする人はいない。
というかこちらも絶対数が多いので、違う踊りをしても途中で踊りを変えても埋没する。
踊りが揃っていて気持ちよかった。
ただし、スタートがいつもバラバラだったなぁ。団体の奴らが適当にスタートするとスゲー厄介。
結果的には、ガチ勢の団体が集まって、その尖った部分を打ち消し合って、全体としてはまろやかになった感じでした。
一歩上を行く盆踊り会だったなぁ。
若い子
『若い子がいない』ってのは予想を裏切られませんでした。
きょろきょろ周りを見ながら踊るのですが、おばちゃんとしか目が合わない。
あるいは若い子がいたとしても、踊り手が多すぎてその波に消えちゃう感じだったかなぁ。
盆踊りは男女の出会いの場であるべきだと思っていて、『真面目に踊るより、真面目に声かけろ』って自分に言い聞かせてたのですが、なかなかそうはいかなかったですね。
残念。
出会いエピソードは増えませんでした、スイマセン。
まとめ
すごく楽しかったです。
二月堂の風情も良かったし、ガチ勢同士で毒素が中和されるのも良かった。
私の知っている元カノじゃなかった。
一歩上を行く圧巻の盆フェスティバルでした。
さて、私は9/22に田中の宮公園の盆踊りで踊り納めと思っています。
ご一緒される方はよろしくお願いします。
その後はフォークダンスを頑張ろうと思います。
>>フォークプリンとフォークダンスの会
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