こんにちは、京都の盆踊りガチ勢石黒わらじろうです。

2019年8月9日(金)、第38回江州音頭フェスティバル京都大会に参戦し、盆踊りを踊りました。

ガチっぷりを発揮し、そして浮く。

江州音頭フェスティバル京都大会

京都の盆踊りと言えば江州音頭です。江州とは滋賀を指すので違和感を感じる人もいるかもしれませんが、これがベーシックなんですよね。

そんな江州音頭の盆踊り会で最大動員数を誇るのがこの江州音頭フェスティバル京都大会です。新聞では3500人参加と書かれている。

この会の特徴は、エンドレスな生音頭会、みやこめっせなので室内で踊る、無理やり参加させられてる人が多い。

で、私はこの会をあまり好みません。と言うのも、夜空の下、提灯の元で踊りたいタイプやし、『動員されて来とるやつらは引っ込んどけ。』と思っている。

ガチっぷりを見せつけてやる!

この会に参加するのは3回目になるので、会の雰囲気をよく分かっている。
音頭の開始直後は動員された人たちが全員踊るので、最大人数になる。しかし、動員された人達は徐々に輪から離れていくので最後は踊り好きしか残らない。

これが分かってますので今回のテーマは、「開始直後に最大出力で踊って、ガチ勢のガチっぷりを見せつけてやる!」と決めていました。
ですから、長い開会セレモニーから参加しましたよ。

この動員された人たちっていうのは、踊りの保存会や小学生のグループもいるのですが、多いのは企業の職員の人達です。地銀の人や新聞社の人が動員されとるんですよ。たぶん新入社員が多いと思う。無理やり連れてこられた感が出てる人たちです。
こういう人達は音頭が始まっても踊り方が分かってないので、困惑が目に見える。困惑している大集団、カオス。
そんな中ベテラン勢が踊りはじめるし、私ももちろん踊りはじめます。

私は気合が入ってますので踊りも激しいのですが、掛け声を最大出力で発します。すると、周りがザワッっとなります。
『会場をのみこんでやろう』って意気込みで発声してますので、かなりクレイジーな奴だと思われたハズですよ。
要するに、かなり浮いてましたかね。
見本にならないといけないのになぁ、失敗だったな。

でも頑張りましたので、ベテランのおばちゃん達には響いたようで。
「あんた、ええ声やな。」
「兄ちゃん、元気やなぁ。」
「上手いやん。」
という風に、声をかけられましたよ。

まぁまぁな人気を博している。

変な女

踊りの序盤に、踊り方が全然分かってない様子の浴衣女性がいたのです。目のパッチリした可愛らしい顔立ち。
『これは教えたらなアカンな。』と思って、踊りつつ声をかけに行ったのです。

しかしですね、変な女やって、私が一生懸命に「右、左、」とか言ってるのに、全然覚えやがらねぇ。
ただ不器用なだけなら良いのですが、
「私は振り付けが決まってる踊りは苦手なんです~。」とか言いよる。
「ヒップホップとか得意なんです。」とか、
「全国大会に出たことあるんです。」とかも。

私は「何で来たんですか?」って聞くと、
「ダンスのコンテストがあるって連れてこられました。」って、
『騙されとるやないか!』って思った。

不器用でも、変な女でもいいのですが、盆踊りと向き合って欲しいし楽しんで欲しい。喋っているうちに『何しに来とんねん、引っ込んどけ。』としか思わなくなりました。

いやほんまに、変な女やったな~。

踊り方の研究

序盤で体力も咽も使ってしまったので、中盤以降は楽しむよりも踊り方研究に費やしました。

江州音頭なんてのは、同じ踊り方を何回も何回もやるのです、さらにひと夏に何会場でもやるのです。
普通なら飽きますわなぁ。

グループで踊る人はこの飽き対策のために、振り付けを変えたりするのです。独自のアレンジを加えるわけです。
しかし私は振り付けは変えずノリを変えています。

去年までは3バージョンを確立してて、1.見本になる踊り、2.できるだけ歩幅を大きくする踊り、3.腰ノリの踊り、です。
さらにバージョンを加えようと思って研究しているわけです。

今回は江州音頭の長回しでスペースも広かったので、かなり研究が捗りました。
レゲトンとポルカステップとすずめ踊りをバリエーションに加えようと思っている。まだ確立はしていない。

こんなことやってるから浮くんですけどね。

まとめ

和邇、宇治駐屯地と、あまり発散できない盆踊りでしたので、今回はより一層ハッスルしました。楽しかったです。

次からはあまり浮かないようにしようと思っているところ。

まだまだ盆踊りシーズンは残っていますよ。
こちらをご参照ください>>京都盆踊り情報まとめ

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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