体力の限界ってのはありますね。

こんにちは、グロワラクリよりお送りしますのは、2020年5月5日の話。

小屋暮らし

私は自分で作った小屋で暮らしています。

小屋の近くには山がそびえていて、比良山という。

気候が良い休日なのでお散歩に出かけた。

外出自粛

コロナによる緊急事態宣言で外出自粛が求められている。しかし、近所を散歩するくらいならOKだ。日光浴して健康を維持せねばならない。自律神経を整え免疫UP。

とはいえ、本来であれば登山会の予定が入るはずであったが自粛された。本来であれば誰かを誘って上るはずであったが自粛した。

2020年ゴールデンウィークの思い出はショボくなるなぁ。

山さんぽ

登山ではなく山さんぽだ。絶対に遭難してはいけない。だから知っている道を歩く。

比良山は範囲が広いので未踏の場所が多いが、いくつか知っているルートがある。今回はJR蓬莱駅から小女郎峠のルートを選んだ。

スタート

スタート地点は小屋のあるナゾノトチです。ここから徒歩で南に向かって進む。田舎道を約2.5km進み、山に続く道に折れる。しばらくは舗装道路が続く。

水を張ったばかりの棚田がある。どうかソーラーパネルばかりにならないで欲しい。

林間の舗装道路を抜けると登山道に入ります。

登山道

小女郎峠の道は上るたびに雰囲気が変わって良いです。杉林、沢沿いの道、つづらに折れた道、最後は急坂になる。飽きない。

そういえば、前回来たときは2人組の山ガールに声をかけて楽しくお喋りしたんだった。稜線に着くとめちゃめちゃ寒くて凍えたのを思い出すが今回は超快晴。

さんぽにしてはしんどいが、稜線に出た後の景色を見ると疲れは吹っ飛ぶ。

絶景道

稜線に上がった後は小女郎が池を見に行く。特に美しくもなんともない。

ただし、小女郎峠から蓬莱山に至る道は絶景です。めちゃめちゃ気持ちええ。めちゃめちゃ気持ちええ。大事なので2回言った。

写真では良さが伝わらないので、ぜひリアルで見ていただきたい。

びわ湖テラスは休業中

絶景道を進むと蓬莱山に至ります。びわ湖バレイのリフトがあるので整えられた山です。本来であればたくさんの人がいるはずでしたが、私の他には登山客1人と職員さん1人がいるばかり。

びわ湖テラスの新しいデッキがあったのですが、誰もいない。

ごろんと横になってみた。

贅沢。

のんびりしたかったがお昼にはまだ早いので足を進める。

ゴールデンウィークなのに誰もいないびわ湖バレイ。経済的なダメージはでかいなぁ。

お昼ご飯

汁谷から木戸峠を経て比良岳へ。ここでお昼ご飯にした。

朝炊いたごはん
昨日の夜に焼いた鶏
パウチに入った五目豆

炭火焼鳥がスモーキーで美味かった。標高1000mを超える場所の食事は良い。優越感ある。

体力の限界

ここからはもう下山したかったのですが、知ってるルートは烏谷山を登るルートだったので進むしかなかった。

烏谷山に至る道は思ったより下って、思ったより上る。かなり体力が消耗した。山頂に着いてもさほどの感動はなく安全に下りなきゃなって思うばかりです。

他の人と山に登るとみんなしんどそうになるけど、これかぁって思った。

荒川峠から下山しましたが、しんどくて自分の時間感覚より進むのが遅くてくじけそうになった。頭痛がしてくる。

時間さえあれば比良の縦走はいけるだろうと思っていたけど、その三分の一くらいでへばっているのでまだまだ鍛えないといけない。

2月の京都マラソン以降はコロナ禍で運動の機会が減ったから体幹とか弱くなったようだ。

なんて思いつつ無事に下山。6時間半にわたる山行になりました。

思い出にはならないな

山さんぽを満喫したわけだが、単独行動だと思い出には残りにくいんだよなぁ。仲間がいないとなぁ。誰かが馬鹿なことをやってくれないとダメなんだよぁ、昼食がポテチとか。

登山者としては若干スイッチが入った気がします。比良山の縦走は思っていたより難しいぞことを理解した。

なにぶん近いので、天気のいい休みの日は山さんぽに出かけようと思う。

コロナが収束したらみんなで行けるのにね。

To Be Continued…

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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