こんにちは、京都の盆踊りガチ勢、石黒わらじろうがワラクリよりお送りします。
2020年8月7日(金)、郡上おどりパブリックビューイングを実施し2名で郡上おどりの練習をしました。
なかなかシュールだった。
盆踊りのない夏
「夏」の漢字の成り立ちをご存知でしょうか?
所説あるのですが、一説には踊っている人を表していると。
頭に飾りをつけた面をかぶり、両袖をひらひらさせながら、すり足で踊っている形をしています。古代、夏には祖先のために祭りが催され、踊りを奉納していました。そこから季節の「夏」という漢字が成り立ちました。
https://www.sankei-shokai.jp/kanji-to-nakayoku/20150712000000.html
ですから、踊らない夏に夏という漢字を使ってはいけないと思う。(極論)
私には古代中国からの血が流れているのでしょうか?踊らない夏を許してはおけない。
オンライン盆踊り
日本には私の同志がいるようで、岐阜県の郡上おどりは早くからオンライン盆踊りの配信を始められ、郡上に行かなくても郡上おどりを体験できる。
1人で視聴して練習するのも良いが、数人集めて輪になって踊れるのではないかと考えました。
郡上おどりパブリックビューイングです。
しかしこれは安易な考えだった。
集まらない
輪になるほどの人は集まらなかった。私とルパンの2名です。
そもそもそこまでの盆踊りガチ勢は少ないし、実際に盆踊りが開催されていないと繋がりも途切れてしまう。
楽しくなるか分からず積極的には誘えないし、各家庭でも視聴できるものをわざわざうちに来てもらうのも申し訳ないし。
誰が来るのかな?って思い浮かべても・・・、だった。
シュール
結果、ええ歳したオッサン2人がTV画面を見ながら踊るという、なかなかシュールな状況になりました。
私の知っている盆踊りはコレジャナイ。
楽しさが生まれない。盆踊りを盆踊りたらしめるものの正体を私は掴めていないようだ。
浴衣姿の女の子がいない、提灯もない、夏の夜の匂いもない。そんな場所で一生懸命に踊るなんて実に滑稽だ。
笑えるほどの滑稽さならまだましだが、存在自体がちっぽけすぎで笑えない。
踏んだり蹴ったり(そして跳んだり)だ。

ムーブ
しかしながら、イベントがなくて楽しめないって言っているだけよりは、少しでもできることをしていこうと思うのです。
2名で踊ったのだから、何もやらないよりは何かが生み出されたはずだ。いい音で音頭が聞けたし、焼きそばも食べれた。
課題も見えたし、これを応用することも大事だ。
自分の好きなものを人に分かってもらうのは難しい。好きだという気持ちをいったん置いておいて、それでもやる理由が必要な気がする。圧倒的なメリットというべきか。
さぁ、次は何をどうやってやろうかな。
どうせやるなら、笑いがとれるくらいに滑稽にやりたいものだ。
つづく
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