「自転車乗んなや!商店街やぞ!」って言うのはバットショー

こんにちは、商店街にやや所属しているwishigrowです、そして元ディズニーシーキャストでもあるんですよね。

先週の失敗談になるんですが、ムカッときて、キレちゃったんですよ。
知らんおっさんにケンカ腰の言葉を投げかけてしまいました。

相変わらず残念なやつだ、自分は。
戒めのために書いておこう。

商店街でケンカ腰なwishigrow

前提として先週は疲れていたのです。

道幅が狭い商店街です。
イベントもあり、やや混雑していた。
その近くで知人と雑談していたところ、自転車に乗ったおっさんがやってきました。
正確には覚えていませんが、そのおっさんが「邪魔やねー、くそがー。」っていうような言葉を吐き捨てるように言ったのです。

その言葉は自分に対して投げかけられているなぁ、と思ってムカっときたんですが、『あぁ、確かに通行の妨げになっているなぁ。』って思ったので、道をあけました。
しかし、やっぱ、商店街はお買い物空間なので、自転車での通行はやめてくれと書いてあるんですよね。
それに気づいた瞬間には、通り過ぎた自転車のリアキャリア(後輪の上についてる荷物を載せる金具)をグイッて掴んで、自転車をとめちゃいました。
そして、
「自転車乗んなや!商店街やぞ!」
って、怒声を発射してしまったのです。

周りがザワッとしてました。

おっさんは「なんやねん、アホか」というような言葉を吐き捨て、僕と目も合わせず去っていきました。

で、僕はこういう時しつこいので、ちょっとそのおっさんの観察していたら、やっぱり再び自転車に乗ったのです。
僕はわざわざ走って追いかけて、
「乗んなって言ってるやんけ!」
って、wishigrow砲をもう一発。

周りがザワッとしていました。
通行中のおばちゃんの「あ~、ビックリした~。」って声が聞こえた。

反省をしています

この一連の行動が正義感からくるものやったらまだマシやけど、ただキレただけやし。
ザワッとした時点で、『あ~、しまったなぁ。』って思っていました。

疲れてる時は、こんな感じになって、こんな反省をよくする羽目になる。

ディズニーシーではこういう時なんて言うか

ディズニーシーのトレーニングで教えてもらったのになぁ。
例えば、禁煙の場所で喫煙するゲストがいた場合は何て言うか。

「タバコ吸うなや、禁煙やぞ!」
なんて言ってはいけません。

「恐れ入りますが、喫煙エリアで吸っていただけませんでしょうか。」
というように、依頼文にするのです。

こういうのを婉曲話法と言います。

グッドショー、バッドショー

ディズニーでは、良い行動のことをグッドショー。
悪い行動のことをバッドショーと言います。
髪型にしても、規定に沿っていないものはバッドショーと表現されます。

というわけで、「自転車乗んなや!商店街やぞ!」って言うのは完璧にバットショーですね。

「恐れ入りますが、自転車は押してご通行いただけませんでしょうか。」やんね、グッドショーは。

短気だと金持ちになれないらしい

衝動的に行動する人はあかんらしいよ。
金持ちになれないらしいよ。

あ~ほんまやなぁ、金ないなぁ、しゃあないなぁって思っているところです。

自制しなきゃね

写楽風自画像

もうキャストでもないし、ここはディズニーシーでもない。
誰にでも愛想よくニコニコするのはやめたし、誰かに嫌われるのもぜんぜん気にしない。

だけど、自分の攻撃性とその破壊力は把握して、ストップかけておかないとね。
あと、疲れないように上手くやること。

さらには、久々に思い出した婉曲話法を使って会話をスムーズにしていくよ。

「馬鹿どもめ!」じゃなくて、
「もう少し考えて行動していただければありがたいです。」とか?

めんどくさ!

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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