朝起きた時点で雨音が激しくて、避難指示が出ている状態でこの雨は流石にヤバイんじゃないかと思った。
不安感はストレスになるし、ゆっくり迫ってくる危機は自分の人生を振り返る機会を与えてしまう。
『こんな人生で良いのか』と。

こんな日には外出を控えるべきなのだが、上記ストレスの発散を求めるため家にはいられない。
鴨川の氾濫に巻き込まれて死ぬかも知れないのだが。

豪雨災害

2018年7月7日(土)、大雨が降りまして甚大な被害が出ています。
地球温暖化の影響だと思いますが、最近の雨はオラオラオラオラ!とばかりに降ってくる。
これは天災なのでしょうか、ある意味人災なのではないでしょうか。

災害はしょうがないのですが、死にたくないなぁと思います。
特に仕事のために出かけて死ぬのは本当に嫌です。好きな女の子のために死ぬなら喜んで受け入れますけど。
私は死に場所を探しておるのですが、どこにあるのでしょうか。

氾濫したら?

そんな中、サルサダンスのパーティーが予定されていて、確実に行こうと思っていたのです。
しかし、京阪電車で出町柳まで行かないといけなくて、七条から地下にもぐるわけですから、鴨川が氾濫して水が侵入してきたらどうするんだよと想像する。
怖い。

さらに、こんな日にパーティーに行っても参加者が少なくて盛り上がっていない可能性も高い。
危険を犯してわざわざ行っても楽しくないかもしれない。
後ろ向きの気持ちしか湧かないのです。

それでも会場へ向かうのですから我が家はよっぽど退屈なのでしょうか?むしろ苦痛くらいのレベル?

踊らない自由

会場へ着きますとラテン音楽は大音量で鳴っているものの、全然盛り上がってない。踊ってる人ちょっと。想像通り。
さらに言うと、男性過多でした。そらぁ男性の方が災害に対して強気なんでしょうね。

そんなわけで『私が踊る出番はないなぁ』って思いました。

これは残念なことではなくて、こういうパーティーに行くと『踊らなければいけない』みたいなプレッシャーを感じてしまって、なんか変だなぁと思っているのです。
『気が向いたら踊る』くらいの感覚でいたいのです。

しかし、スペイン人男性がいたのですけど、「オドッテル?」「ダイジョウブ、キニスルナ。」ってけしかけてくるのです。
彼の踊りを見たのですが、やっぱノリが違いますねぇ、いいなぁ。
彼のように自由に踊れない私は、踊らない自由を行使するのみです。

難しい

とは言え、意志も弱く、徐々に女性も多くなってきたものですから、踊ってみたりするのです。
しかしねぇ、ペアダンスは難しいですねぇ、パートナーたる女性がどんな風に踊りたがっているのかまったく分からない。
いや、男性がリードすべきなのですが、伝わっていなかったりすると、焦る。
踊っているのにも関わらず何かに囚われているような感覚です。
がんじがらめ。

そして踊るたびに自信がなくなっていくのです。
そして酒を飲むのです。

英会話

外国人の女性を誘ってみたりしました。
英語で喋りかけられて、周りの音量のせいもあると思いますがよく聞き取れなかった。
最近ラジオ英会話を熱心に聞いているのに、まったく成果がなくて愕然としました。
こういう時のために英語を学ぼうと思っているのに。

そして喋るたびに自信がなくなっていくのです。
そして酒を飲むのです。

すいません

酒が回ってくると徐々に気が大きくなってまいりまして、躊躇なく女性を誘えるようになってしまうし、自分勝手に楽しくなってしまうのです。
音楽を聴きながらステップを踏むのがめっちゃ楽しい。
好みの女性だった場合は過剰に見つめてしまったりするのです。
当然顔もほころんでおります。

『リードが下手くそなのに楽しくなってすいません』って思います。

とにかく私は踊りが下手くそなので、まずは少し喋って心の距離を縮めてから踊るのが良いようです。
身体言語だけで打ち解けるにはレベルが足りません。心に橋が架からない。
無粋ですがたくさん喋ろう。

ホーム感

そして夜がふけていくと徐々に人が減ってきて、知ってる人の比率が多くなってきてホーム感を味わうことになります。
なんか、くつろげる。
非日常を味わう場所なのに不思議です。

そんなわけで、どうも満たされてしまったようで、帰りの電車でニヤニヤしてしまいそうになるのです。
一人で笑ってたら警戒区域に指定されてしまうかもしれないので一生懸命に険しい表情を作りました。
不自由な世の中です。

同期

結局はペアダンスは難しいなぁ、苦手だなぁと思うばかりなのです。
できることなら、同じ時期にサルサダンスをスタートさせた同レベルのサルサ仲間が欲しかったなぁと思います。
居心地よく過ごさせてもらっているものの、自分より上手い人しか存在しない世界だとちょっと苦しい。

友達がいないからなぁ。
ダンスに付き合ってくれる友達なんて一人もいないからなぁ。

そんなわけで悲しみが大雨のようですのでダンス仲間を求めています。
どうぞよろしくおねがいします。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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