どうやら、私は人に何かを教えるのに向いていないようです。
2018年7月18日(水)“石黒わらじろうの盆踊りスクール”を開催し5名の受講者に京都の盆踊りの楽しみ方をお伝えしました。
来ていただいた皆さま、どうもありがとうございました。
あとは盆踊り大会で一緒に踊ってこそ、この企画は完成します。
石黒わらじろうの盆踊りスクール
謎の企画を開催しました。「盆踊りスクール」って。
盆踊りって、教えるものでも教わるものでもないと思うんですよね、しかし開催してしまったのです。
謎な企画なのに、平日の夜なのに、5名の方々にお越し頂きました。
うち3名はこれまで面識のない方で、新たなつながりができて嬉しい限りです。
逆に言うと『知り合い、もっと来いよ。』って思うわけですが、友達の少なさが如実に現れております。
座学を30分、踊りを30分実施しました。
準備したうちわスライドも上手く機能してくれてスムーズにお話できたと思っています。
踊りも6人で踊ってなかなか楽しかったです。
でもこれ、私が楽しんでしまうとアカンのですよねー。
開催の決意
去年に盆踊りを踊りまくったので「盆踊り教えて下さい。」って数人から言われてたのです。
『じゃあシーズンが始まる前に盆踊り講座を開いてみようか』って、ちょっとチャレンジしてみた。
（ちなみに、だいたいこういう時「盆踊りを教えて下さい。」って言ってた人は来ないですよねー。知ってましたよ。）
私は楽しいことを積極的に共有したいタイプなので、ちょっとでも盆踊りへの参加者が増えるのは望むところなので、『失敗してもいっか』『参加者が誰も来なくてもいっか』なんて思いながら、企画を立てて発信してみたわけです。
やってみないとニーズがあるかどうか分からないしね。
すると知らない人から連絡がきたりして、なかなかイケるって思いました。
ニーズが掴みきれない
私の開催動機は上記なのですが、反対に受講者の参加動機がよく分からない。
『何で来たん？』って思います。
面識のない3人に経験を聞いたところ、「去年ようせいに参加した」「神戸の盆踊りに」「築地本願寺に」と3人とも盆踊りには参加したことがあって、未経験者じゃない。
『参加できてますやん。』って思います。『盆踊りスクール、来る必要ある？』って。
参加者のニーズがどこにあるのか全然わからぬまま講座を繰り広げてしまったので、『これでええの？』って感じでした。
方向性が間違ってたかなぁと思っておるのですが、
例えばラーメン屋に例えると、「すべてのラーメン屋を制覇する方法」ではなく「オススメのラーメン屋と注文すべきメニューやトッピング」をお伝えすべきだったかもしれませんね。
盆踊り大会を転戦したい人はいなかった。間違っていた。
教えるのが向いてない
続いて踊りの実演なんですが、『教えるの向いてないなぁ』って思いました。
お手本になる踊りができないのです。
江州音頭の正調をやるわけですが、素直に右手を出して左手出してってやればいいのに、どうしても余計な予備動作をつけてしまう。余計なステップを踏んでしまって、『これは必要ない』って思うのですが、足が動いてしまう。
自分らしく踊るってことを重視しすぎて、素直で分かりやすい動きができない。
さらに言うと、ちょっと踊るとすぐに楽しくなってしまって、気分がのればのるほど余計な動きがどんどん入ってくる、どんどん真似しにくい動きになってくる。
『ヤバイヤバイ、楽しくなっきたー』という気持ちを頑張って抑えましたけど、スイッチが入りそうになる。脇目も振らず踊りたくなる。
講師失格ですね。
そもそも、私は自分らしさ重視で、正しい方法を軽視している。みんな同じなんてつまらない。
そんな性格が、人に教えることを困難にさせているのだと感じました。
というわけで、教えるのが向いていません。
先生にはなれない。
なってはいけない。
アフターフォロー
というわけで、そんな講座になってしまったわけですから、アフターフォローをしっかりやろうと思うわけです。
盆踊り大会の本番で『石黒わらじろうと知り合いになっておいて良かった。』って思って貰えれば良いかなぁと思います。
「櫓を温めておいてやったぜ！」って颯爽と登場したいと思います。
乞うご期待。
さて、いよいよ京都の盆踊りシーズンが始まります。
まずは伏見稲荷宵宮祭からです。ここはフォトジェニックで素敵ですよ。
こちらをご参照下さい。
>>京都の盆踊り情報まとめ2018
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