こんにちは、京都の盆フェスダンサー石黒わらじろうです。
今日は盆踊りの特異日だったのです。
2018年8月25日(土)、“西院春日神社 盆踊り大会”と“吉田東通り夜市”と“長岡天神 夏まつり”が実施され、この3会場全部で踊ってきました。
これをやるのはただの阿呆です。
まぁ、阿呆だからこそ踊るのですが。
盆踊り特異日
8月25日に京都の盆踊りが集中してしまったようです。
西院、吉田東、長岡京の他にも、向日神社、洛西、二条などもあったようです。
私の計画は駅近で若い女性が多そうな西院に顔を出し、吉田東に初参戦してみようというもの。
ですが、調子にのって長岡京まで行ったのです。
なかなかのチャレンジでした。
西院春日神社
いつもの仕事を終えてマンゴーラッシーババロアを作るともう17:30になってたので、西院春日神社に着いたのは18:30頃でした。
30分も遅刻。
前日に飲みすぎていて『うわ~、盆踊り行くのしんどいなぁ~』って思うのですが、音頭が聞こえるとスイッチが入ります。
楽しく踊りました。
西院は駅近で良いのですが、輪の一体感に欠けるのが難点です。
櫓の一周が大きすぎるんですよね。
また、地域の踊りがあるようなのですが、それを踊れる人が少なすぎて正調がメインになります。
私としては『どっちを踊るべきだろうか?』って悩むところです。
また、踊り子の人数も『分散しちゃったかな?』って思わせる感じで、多くて40人といったところでしたかね。
18:30~20:00前まで踊らせていただきました。
こちらでは甲斐ごろうたさん、聖さん、和装の姉さんと踊りました。
吉田東通り夜市
吉田東通り夜市の盆踊りは19:00~21:00で実施されました。
“サンポーヨシ”が音頭取りというか演奏を務める会です。
京都の盆踊りムーブメントを作っている核として私は“サンポーヨシ”を尊敬しており、一つだけ選ぶならこちらを選びましたね。
20:15頃に櫓に到着し、『うぁ~、めっちゃ踊り子いるなぁ~。』って思いつつ輪に入り、楽しく踊りました。
吉田東は異様です。盆踊りのジャンルには入らない気がします。フェスですね。
とにかくエネルギーがスゴい。
100人くらいが櫓を囲んで踊っていて、かなり狭くて、ごちゃごちゃしています。
だから踊りにくいのですが、『でも、まあ盛り上がってるしいっか。』って感じ。「小さく前にならえ」みたいな踊りになりました。
私なんかは、ほとんど掛け声要員でしたね。適役ですな。
21:00まで踊らせてもらいました。
知り合いも多くて、桂のカトちゃんウメちゃん、ボンノ妹、行灯社、フランスフォークダンスのたっちゃん・じゅりちゃん・きのこ先生、我が生徒ゆりさん、コントラダンスのなっちゃん、あとあの人などと一緒に踊った。
踊れて楽しいというよりも、雰囲気がめっちゃヤバイなって感じ(いい意味で)。みんなスパークしてる。
ちょっと意見を書いておくと、交差点に櫓を設けて、スピーカーを広範囲に分けて、円にせずにストリートを活かした輪にしたらすごくいいと思います。
郡上おどり的な感じに。
踊る場所が狭いし、音響が届く範囲が限られていたので、初参加の人が入りにくい環境だったなぁと思いました。
踊りたい人はもっといたはず。
私のファン
最近私は盆踊りにおいて知らない人に声をかけることをモットーにしているのですが、今回は逆に声をかけれれてしまって、たじろぎました。
ファミリーに声をかけられて、「いつも“なやちょう”のTシャツで踊ってる人ですか?」って。
私は『誰なん?』『“なやちょう”じゃなくて“なやまち”やし。』『浴衣で踊るときもあるし。』という感じで、『違います。』って言いたかったのですが、私のことを知っておられる様子だったので、「あ、え、何で知ってもらってます?」みたいな感じの返答。
どうやら、小学校高学年くらいの男の子が錦林の盆踊りにおいて2年連続で私を目撃して、よく覚えてくれていたようです。
確かに錦林の盆踊りは納屋町のTシャツを2年連続で着ている。
そして、私の盆踊りパフォーマンスに感銘を受けてくれているようで、ファンの視線で見つめてくれていました。
写真撮影をお願いされまして、『おほほほほほー、我が踊りのファンができましたな~。』なんて、鼻高々でした。
彼曰く、「ダンス、頑張って下さい。」って。
小学生男子に言われてもゼンゼン張り合いないけど、まぁ、また会えるのを楽しみしています。
長岡京
吉田東では盆踊りアフタートークの相手がいなかったんですよね。
声かけられたことによって鼻高々になってしまったし、知り合いが多すぎて印象に残る人もいなかったし、声をかけられなかった。
また会える人と喋ってもしょうがないしなぁ。
というわけで、そそくさと会場を後にしました。
その時に気づいたのです。時間を見ると21:15で、『長岡京は22:00までやから、行けるんちゃうか?』って。
そう思ってしまうと、向かってしまいますわなぁ。
原付バイクを1号線→171号線と走らせました。
刻一刻と時間が過ぎていって、21:45とかになって『うぁぁぁぁ』って思うのですが、それでもひたすら風を切りました。
必死で長岡天神に着くと、音頭が響いてたのです。
めちゃめちゃ胸が踊って、ダッシュしましたね。
とにかく、10分も踊れなかったと思いますが、全力で踊りました。
間に合った喜びが溢れて、とても楽しかったです。
長岡天神は去年に続き2回目、私が着いた時にはちょうど1重の輪で正調オンリーでした。
若い女性二人組が中心部で飛び跳ねて踊っていた。
西院、吉田東に比べ一番古風な江州音頭ですが、踊るスペースも十分あり、輪の一体感もあり好きな場だった。
もっと踊りたかった。
踊りの後に中心部で踊っていた女性二人組に声をかけたんですけど、その子たちにも小学生くらいのファンがついてしまったようで、トークの時間を奪われてしまった。
いやぁ残念。
それほどのダンサーならどっちが注目を浴びれるかのバトルをしたかったなぁ。
高槻から来たっていう情報だけしか分からない。
こちらでは、いつも竹取の翁みたいな和装で踊っているサイカと一緒に踊りました。
まとめ
というわけで、3会場踏破ならぬ、踊破しました。
駆け足で書きましたけど、伝わることは伝わりましたかね。
実質的には、
西院では地元の踊りを頑張ろうかと思ったけど難しかったです。若い女性も思ったより多くなかった。
吉田東は狭かったし、終わった後のトーク相手が見つからずそそくさと帰った。
長岡京はちょっとしか踊れなかったし、ぜんぜん存在感が無かった。
3会場、それぞれ楽しく、それぞれ哀しい。
結論としては、盆踊りのハシゴはすべきではないですね。
ちゃんと腰を据えて、ビール飲みながら踊るのが一番良いです。
さて、京都の盆踊りシーズンはあと僅か。
8/26は梅宮大社。
8/27の修学院は考え中。
9/1の松尾大社は絶対行きます。
詳細はこちら>>京都の盆踊り情報まとめ2018
募集中のイベントはありません