崇仁の盆踊りは初心者クラッシャー

こんにちは、京都の盆踊りあらし石黒わらじろうです。

2019年8月10日(土)、楽市洛座夏まつりに参加し、盆踊りを踊りました。

やっぱここの踊り方はややこしい。

楽市洛座夏まつり

この盆踊り会はレア情報で5回くらいネットで検索したけど出てこなかった。
チラシでしか情報が出てないようで、前田さんに教えてもらわなければ知りようがなかった。

この会は、崇仁盆踊りと体育館でのステージイベントが合わさったような会。楽市洛座というからには、色んなプロ出店者集まってマルシェ的なのかと想像したけど違ってて、出店はたこ焼きや焼き鳥の他は市営のブースって感じ。

旧崇仁小学校が取り壊されるにあたり、このような会が持たれているらしいです。

広報が弱すぎ

情報の出回ってなさが逆にすごいなって思った。
集客がショボくて夏まつりっぽい賑わいが生まれていないのです。
ステージたる体育館に人が集まってないから演者の人が可哀そうだったし(そもそも体育館の中が暑すぎる)、焼き鳥もあの集客では売れ残ったのではないかと心配するところです。
せめてFacebookのイベントページくらいは作るべきじゃないですかねぇ。

まぁ、「地域のためのイベントだから外部の人は来なくていい。」という考え方かもしれませんが、私は色んな夏祭りに顔を出しているので、地域力が弱いなぁという印象をうけます。

盆踊り

盆踊りに関しては『失敗したなぁ。でもああするしかなかったよなぁ。』という思いです。

踊りはじめ

盆踊りは19:00から音頭が始まりました。江州音頭の生音頭です。
地域特有の踊り方があるとは分かっていたのですが、それを踊りそうな地域の人々が見当たらない。かなりキョロキョロ見渡しましたけども。
私は去年踊ったとはいえ、1回きりなので1人では再現できない。しょうがなく正調で踊ります。
もう1人浴衣のおばちゃんも正調で踊りだすのですが、『この人は地元の人じゃないんだろうなぁ。』って思った。
私たちが踊っていると、それを手本に輪ができるのです。ほとんどの人が初心者。見よう見まねで頑張ってはる。
この状態が、1時間弱くらい続いたと思います。
ずっと『これでいいのかなぁ？』と思っていた。

地元の人達出てくる

しかし、途中から地元の人たちが出てきた。そして、地元の踊り方で踊りだす。
地元の人達からすると、知らん踊りをよそ者が踊ってて面白くはないですわなぁ。
私もこっちが正解だよなぁと思って、地元の踊りに転向します。
すると正調の輪は維持できなくなり崩壊。初心者の方々には良くない印象になっただろうなぁ。せっかく覚えた踊りなのにねぇ。

『地元の人、最初っから踊ってくれよ。』と思いますが、これは私が崇仁の踊りを覚えていないのが悪かったのだ。反省。

初心者クラッシャーな踊り

この崇仁の踊り方は初心者クラッシャーな踊りです。
手拍子の振りが2回くることによってリピートポイントが分からなくなるし、後ろに2歩下がるからちゃんと踊らないと前の人とぶつかる。しかも踊り方が2パターンある。
初心者がいきなり来たらしんどいですよこれは。

しかも、覚えても動作が地味で楽しくなりません。
地に備わってるリズム感が必要というか、地味な動作でいきっていかなあかん感じの踊り？一生懸命に踊るとダメなタイプ？

とにかく、ややこしいです。

一応自分のために書いておくと、
手拍子2回、前に右、左、右足を横に出しつつ手拍子1回、そのまま右足を前に右、左、右足を突き出す(蹴りだしたり)、そのまま右足を後ろに右、左、手拍子2回(最初に戻る)
後ろに下がる時に、振り向くというアレンジもある。

地元の人、全員去るなよ

地元の人らが本当にワガママで、輪を作ってしばらく踊ったと思ったら、全員輪から離れるのですよ。
そうなるとよそ者4人だけで地元の踊りを踊るハメになって、苦行かと思いましたよ。
踊りを間違えられない感じ、しんどい。

初心者を駆逐してまで地元の踊りに転向させたんやったら、何人かは残って踊りを維持して欲しい。

ワガママなんだから、もう。

そんなことを思いつつ、2時間近く踊り続けました。

まとめ

私は盆踊りでちょっといきってるわけですが、そういうのが打ち砕かれて良かったです。
盆踊りとは本来、ムラの祭りですから、地域色が出た方が面白いのです。今回は排他的な雰囲気を感じたのですが、それも含めて楽しませてもらってます。

が、ここは初心者クラッシャーなので、初心者にはオススメしませんね。

来年はのっけから地域の踊りを踊れるように頑張るぞ！

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