スイーツが大好きだと言う人は多いが拙者は好んではいない。糖尿病への恐怖心があるからだ。
なんとなく体調が悪いときにはスイーツ拒否を貫くこともあるけれど、最近は体重を増やしたいので食べる機会があれば食べている。
激ヤセ騒動に揺れた夏場は60kg台を切る貧弱さになっていたが、現在はスイーツの効果もあり64kgまで育った。65kgまで増やして、キープしたいと思っている。
色んなものを食べよう、スイーツも食べよう。
スイーツを食べるべきタイミングは運動前であろうかと思うので、拙者にとってはランニング前がその時だ。先日もそうだった。

秋は空が高いと言われるが、明暗の差が大きいのではないかと思う。
夏場は空も明るいが周りも明るい。冬場は空も暗く周りも影も暗い。では秋はというと、空は果てしなく明るくて、日陰はひんやりと暗い。少し翳った場所からまばゆいばかりの空を見上げるから、高い!と思うのではなかろうか。
高い空の下は運動にピッタリで、自転車に乗るのもランニングするのも気持ちが良い。

拙者は走ってからビールを飲むサークルに所属しており、そのコースづくりの当番が回ってきた。
集合場所も走るルートも決める権利があるのだが、諸条件があるのでなかなか難しい。たとえば、走る距離が長すぎると想定の時間内にメンバーが戻ってこれないので良くない。6km前後が望ましい。
また集合場所についても、二次会に使う居酒屋を加味すべきであり、人数が入れなかったり飲み代が高かったりするとトラブルの元になる。
その上で、ランニングに良いコースを描かないといけない。
これらの諸条件を満たした上で「さすが!」と言われたい訳である。

上記のことを色々と考えて、拙者は木幡駅を選んだ。
多くの人は知らないだろう、木幡駅を。
住民以外が目指す場所として降りることはないだろうな。住宅地の駅であり、Panasonicの電池工場があるくらいでランドマークは特になく、最近では京アニの本社がある駅として有名かもしれん。
こういう地味な駅をなぜ選んだかと言うと、メジャーな駅ばかりだとランニングコースのネタが無くなるし、宇治の古墳群から萬福寺に至る道はちょっと面白いから。
古くから人々が住んでいたであろう痕跡があって、木幡の幡は古代豪族の秦氏と関係があると思うんだよな。

こうして、木幡駅スタートのランニングコースを作ろうと決めたのだが、どうするかというとチョークなどを使って道に目印をつける。これをメンバーが集まる前にやるわけだ。
拙者は単身木幡の地に降り立つ。
木幡といえば満月堂でシュークリームが買える。走る前に食べようと店内に入ってみると、フルーツどらやきなるものが売っていた!
この商品はレギュラー商品ではなく、売る日が決まっている限定商品だった。
じゃあ、そっちにする、150円高いけど、そっちにする。

スイーツを手に入れ、近くに公園に行き、ぺろりと食べた。
若いカップルがベンチに座りスイートな時間を楽しんでいると思いきや、彼女の方が彼氏に愚痴っているような状況。その話し声を聞き流しながら、拙者はフルーツどらやきを食べた。
これはどらやきなのか? ケーキなのか? と疑問に思うくらいケーキよりのどらやきで、ドラえもんは一節によると餡の方が好きらしいので、たぶん「のび太くん、これはどらやきじゃないよ」と顔をしかめるはずだが、拙者は「ケーキにしては安いよな」とシャインマスカットとクリームとカステラ生地のハーモニーを楽しんだ。

以上。

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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