ヒヨコを育てていることについては当ブログで何度も書いているが、他にも育てているものがある。
いや、動物じゃなくて、植物や菌。
拙者はおおむね都市型の生活で育ってきており、何でもすぐに結果を求めてしまう癖がついている。たとえば買ったほうが早いとか、ボタンを押せば何かが出てくるとか、コンビニのレジで待たされるとイライラするとか。
早く便利に! が当たり前だと思っていた。
しかし、野菜を育てたりヒヨコを育てたりすると時間の流れがぜんぜん違っていて驚愕する。しかも結果が出なかったりする。
野菜を育て始めた頃は「とうもろこし1本得るのにそんなに時間がかかるのか!」とアンビリバボーであったが、最近ではその時間に慣れ、スローライフ側の人間になりつつある。
野菜の種を蒔いて何日待ってみても芽が出てこないことはあるし、卵を温めて21日間管理しても孵化しないこともある。自然界をよく理解するようになった。

ニンジン

ニンジンの種を蒔いた。でもまだ暑い時期だったようで、土の水分不足により芽が出てこなかった。あるいは出てきても枯れた。
再びチャレンジしたところ、それでも出てきた芽は少なくて、今あるのは5株くらい。
土が悪いのでニンジンにはならないかもな、と思いながら経過を見守っているところ。
ニンジンを育てる前に土を育てないといけない。

米ぬかボカシ肥料

良い土を作るために米ぬかを撒いたらいいのじゃないかと思っていた。
しかし、調べると発酵させるのが良いやり方らしい。
これをボカシ肥料という。

EM菌というのを買ってきて、米ぬかと水とで混ぜて、そして発酵させる。菌を育てるのだ。
何日か経過すると、ポリ袋が膨らんできて、麹菌の匂いがしてくる。更に発酵させると漬物のような匂いになる。

ちなみに、これをニワトリのヒナに食わせてみたところ。クチバシがベタつくようで嫌がった。
でも、乾いた後のものや、乾いた米ぬかと混ぜたものは嫌いではないらしい。

ぬか床

自分用にもぬか床を育てている。これは夏からだ。
ぬか床には以前から憧れがあって、40歳になるまでの人生で3回ほどチャレンジしたと思うが、うまくいかなかった。白い膜が張ったりしてなんとなく気持ち悪かったんだよな。
今回はぬか床の良い状態をキープできている。
毎日混ぜるという面倒くささを許容できるような年齢になってきたってことだよな。若者にぬか床の世話は務まらないのだよ。

1つだけぬか床を維持するコツがある。
それは、毎日ぬか漬けを食べること。
食べるから漬けたくなって、漬けるついでに混ぜる。
これで大丈夫。

春菊

ぬか漬けに向く野菜を育てたいが、まだ簡単な野菜しか育てられない。
日当たりの良くない畑に春菊の種を蒔いた。
現状は過密なので間引きが必要だと思うが、一応は育ってきている。
鍋や味噌汁に入れて食べたい。

じゃがいも

じゃがいもは簡単に育つ野菜の代表格だと聞いている。
日当たりの悪い場所でもいけるらしい。
出島という品種の種芋を植えたところ、青々とした葉を茂らせている。
また、芽が出てきたじゃがいもを母からもらった。赤いのでおそらくアンデスだと思うのだが、それも青々とした葉を茂らせている。
何度か、獣(ハクビシンかイタチかアライグマ)に掘り返されたが、枯れてはいない。
土の中の状態はどうなっているか分からないが、食べられるじゃがいもに育って欲しい。


他にも、生ゴミとして庭に埋めた場所からカボチャが出てきたり、バジルは夏場に育って現在は育ちきっている、レモングラスも1株生えている、アスパラも生きてはいるはずだ。

とまぁ、このようにさほど急いで結果を求めず、ゆっくり育てるということができるようになってきた。
良い年齢になってきたのかもしれん。
今まではヒヨヒヨうるさいヒナみたいなレベルだったかもしれないな。

周りの人との人間関係も、取り急ぎ好かれようなどとは思わずに、じわじわ育っていけばいいんちゃうかなと思いつつ、そもそも他者への関心が低下してるんだよな。
そんなお年頃。

以上。

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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