こんにちは、日本酒大好きwishigrowです。
本日は、たくさん日本酒を飲みました、そして頭がくらくらしています。

2015年12月13日、御香宮神社参集館で、”伏水がつなぐ酒蔵のあるまちづくりフォーラム”が開催され、参加しました。
面白い講演を聞けて、さらに酒が飲めて、満足感たっぷりです。
(女子大生と楽しく話せたってのは伏せときます。あ!酔った勢いで書いてしまった!)

伏木亨氏の講演

第1部は伏木亨氏の講演でした。
京都大学の教授を務めたのち、現在は龍谷大学農学部の教授で、食品・栄養化学の専門です。

伏木亨氏

講演のキーワードは”日本酒のグローバル化”と”料理とのマリアージュ”です。

フランスのシェフには日本酒がとても評価されているらしい。
キャビアに合うのは日本酒だそうだ。
生牡蠣に合うのもシャブリではなく、日本酒だそうだ。

日本酒は魚の生臭さを消せる唯一のアルコールであるとのこと。
なぜかわからないが含有成分がぶつかり合う。
日本は島国なので、魚介類が豊富に獲れたことによって、それに合う酒に進化したのかもしれない。

日本酒は基本的になんにでも合うが、淡麗な酒と芳醇な酒によって、合う料理は違う。
刺身でも、醤油につけるかダシにつけるかによっても合う酒が変わってくる。

今後は、料理の味と日本酒の味を引き立て合う色々な日本酒があればいいねぇということでした。
フランスの結婚観はマリアージュというらしく、一方が悪いものを消すのではなく、個性を引き立たせ合うんやって。

日本酒は奥深いなぁって思いました。
食べる料理との組み合わせによって美味しさが変わるなら、無限大ですよね。
もっと日本酒を楽しめる!

(あと、酒飲んで旨いもん食うのが研究になるって、この先生ええなぁって思った。)

トークセッション

第2部はトークセッション。
前出の伏木亨氏の他、京都新聞の齋藤修氏、酒造の増田徳兵衛氏、清和荘の竹中徹男氏、農家の山田豪男氏がパネリスト。

パネリスト

外国人観光客に対して伏見をアピールできないかとか、和食文化を世界に発信できないかとか、洛中に対して伏見を中心とした京都文化を発信できないかなどの話題が出ていました。

それぞれのお話が面白かったのですが、農家の山田氏が持ってきた、九条ネギの原種や、桃山大根の存在を知り、伏見ならでは!って思いました。

九条ネギの原種

桃山大根

交流会

そして、長い講演を聞いた後は、お待ちかねの酒!酒!酒!
おばんざいを肴に、日本酒の試飲!

増田徳兵衛氏の乾杯「いやさか!」の発声で始まりました。

にごり酒と御香宮

チケット制で、50mlを3杯程度と、おばんざいのラインナップ。

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あと、京野菜のお漬物もありました。

『日本酒が3杯って少ないやん、なんやねん~』って思っていたのですが、途中からノールールになりまして、時間いっぱい楽しみました。

野外で酒を飲むのはとても良い!
さらに、酒飲んで酔った時に、周りにいくらでも気軽に話しかけれる相手がいるというのが、最高の環境ですわ。
肴も良かったし、ほとんど飲み放題やったので、楽しかったです。
とても良いイベントでした!!

ブログの影響で

このイベントをこのワラクリで紹介したんです。
こちら→”伏水がつなぐ酒蔵のあるまちづくりフォーラム”に注目

それを読んで、このイベントに参加してくれたのが、このルパンです。

ルパン

色々と話をした結果、日本酒に合うパンがあれば面白いんちゃう?っていう話題で盛り上がりました。
何かの企画に発展するかもしれません。
こうご期待。

まとめ

日本酒と料理のマリアージュを楽しめること。
要するに、うまいまずいではなくて、最適なマッチングを探求する楽しさがあるということですよね。

外国人観光客、いわゆるインバウンド対策が必要だということ。

うちの母はイベント向きだということ。
途中から主催者みたいな振る舞いをしていた・・・。

石黒美江

感情の共有の前に、場の共有をしたらいいんじゃないかといこと。

そういうのを学びました。

伏見まちづくり界のバラバラ感はさておき、色々な可能性があるまちだなぁって思いました。
なんか、時流に乗った活躍ができるといいんやけどねぇ。
そのへんもまた語れるといいですね。

それでは、さようなら。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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