こんにちは、京都の盆踊りあらし石黒わらじろうです。
地元で踊るなんて恥ずかしいかと思いきや、そんな余裕すらない。
2018年7月27日(金)“納屋町商店街夏の夜市 復活盆踊り!”で踊りました。
我が町内に盆踊り文化の礎を築けたかもしれません。
夏の夜市で盆踊り
毎年めちゃめちゃ集客があって盛り上がる「夏の夜市」というイベントがあります。
伏見の中心部には7つの商店街があり、合同で一斉に夏祭りのようなものを開くのです。
私はいつも飲食ブースの出店(過去にはバンドで出演したことも)という形で協力しているのですが、今回は早くからお声を頂いていたので同日の向島南の盆踊りを優先しました。
ところが、向島南は20時に終わり、夏の夜市の盆踊りは20時にスタートという予想外かつ最適な時間割になっていたのです。
盆踊りのハシゴが可能。
交差点が会場
大手筋商店街と納屋町商店街の交差点に当たる場所、すなわち三菱UFJ銀行の前、が会場になっています。
17:00頃から20:00までのステージショー終了後、20:00から21:00が盆踊りというプログラム。
序盤は女性会によるテープ会、お富さんや炭坑節、そして伏見音頭。
その後良いタイミングを見計らって志賀國天寿一門会による江州音頭ライブが行われました。
テープ音頭
私は向島南で踊っていましたが、TV取材の影響で予定より早く終わり、納屋町には盆踊りが始まる前に到着できていました。
内心ではいち早く生の江州音頭で踊りたいのですが、お付き合いとしてテープ音頭でも踊る。
『江州音頭が始まったタイミングで輪に入ると、場を乗っ取った感じが出るので良くないなぁ』という思惑もある。
後ろのおばちゃんに「あんた、伏見稲荷にもいたなぁ。」って言われた。
もちろんいました。テープ会にも顔が売れつつある。
炭坑節は踊れる、お富さんはつまんないけど踊れる、しかし伏見音頭だけは無理。
まったくループポイントがつかめません。すごく集中して前のおばちゃんの動きをコピーするのみ。
だから、どうしてもしかめっ面になってしまいます。
伏見音頭は滅びて欲しい(笑)
生音頭
我慢強くテープ会を乗り切って、いよいよ江州音頭が始まります。
これは率先して踊らないといけない。
伏見音頭のせいで輪の回り方が逆になっているのを、反時計回りに直さないといけない。
間違って伝わる1振り少ない踊りを踊られたら困る。
主導権を握りに行きました。
というか、納屋町の盆踊りで石黒が主導権を握らなくてどうすんねん!って話なのですけど。
そんな風にいい流れを作って、その後は熱狂して踊ってました。
地の利、人の和、熱狂すべき時。
向島南で1時間以上踊り続けた後でしたので、足がガクガクきてたんですけど、音響もいいし音頭のテンポも良くてとても楽しく踊りました。
驚きの盛り上がり
この江州音頭の生音頭は驚きを持って迎えらたようです。
普通の人が持っている盆踊りのイメージは覆りますからねぇ。
生演奏、生唄、それに合わせ輪になって踊る人が沢山いたら、それは盛り上がってるようにしか見えないでしょう。
御香宮のお神輿に匹敵するとは言わないものの、もう少し育てれば肩を並べられるのではないでしょうか。
「生音頭の盆踊りがあれほどすごいとは知らなかった。」
「ラスト30分は鳥肌立つほどだった。」
というような声を聞いています。
また個人的には
「上手いなぁ、練習したん?」って知り合い数人から聞かれた。
いや、実践で磨いてきました。まだ町の人には私がどれほど盆踊りガチ勢か知られていない。
暗躍
さてこの生音頭を実現するにあたっては、ちょっとだけ暗躍しました。
実は志賀國天寿一門会の出演が決まったのはすごく急な話なのです。
火曜日に天寿師匠と会話したところ、音頭取りもハシゴが可能で出演できるぞと。
その日のうちにイベント運営者に連絡入れて、水曜日に直談判、木曜日に商店街理事長にもお話ししました。
金曜日(イベント当日)にも会場近くの駐車場確保に奔走した。
日頃、盆踊りあらしを自称し、この盆踊り会はあーだこーだと書いているくせに、話一つまとめられなかったらめっちゃダサいし、嫌なプレッシャーを感じておったのですが、話がまとまって良かったです。
関係者の皆さま、どうもありがとうございました。
わが町に
わが町に盆踊り文化が根付くといいなぁと思っています。
商店街の中を列で踊れたら圧巻だなぁとも思います。
京都一になれるかも。
そんな可能性を感じる盆踊りでした。
京都の盆踊りに興味を持つ方はこちらをご参照下さい。
>>京都の盆踊り情報まとめ2018
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