こんにちは、京都の盆フェスダンサー石黒わらじろうです。

2019年8月18日(日)、盆踊り in 佛光寺に参加し盆踊りを踊りました。

めっちゃ楽しみすぎて、テンション上げすぎて、セクハラ気味なことをしでかしました。
いや、良かれと思って・・・

盆踊り in 佛光寺

佛光寺の盆踊りは3回目の参加になるのですが、ここはテープ会なのに異様に盛り上がります。

なぜ盛り上がるのかというと、都心部なので多様な人が大勢くるからだと思います。
集客と会場サイズがフィットしてて盛り上がりの渦ができるんですよね。錦林盆踊りがフェスだとしたら、こちらはクラブって感じかも。

私はエンドレス生音頭でどんどん自分を盛り上げていけるのですが、初心者には佛光寺のやり方がウケるかもしれません。

選曲を工夫されているようで、トラディショナルな江州音頭炭坑節河内音頭と近代的な恋するフォーチュンクッキーや子ども向けのパプリカを流したりしてグダらなくて良いです。
私らのようなガチ勢に対して知らん曲を流してくれたら謙虚になれて良いと思う。

すごく楽しいです。

頑張った

最初に言いたいのは、私は頑張っているのです。

盆踊り開始前にとにかくご飯を食べるのですが、これは盆踊りの消費カロリーを先に摂取しておくためです。これが午後5:30頃です。食べとかないと痩せてしまう。

開始直後の誰も踊っていない時、先陣を切って1人で踊りだします。こういう時は見本になる踊りをやらないといけないので望むところではない。が、率先して輪を作ってる。

あと、今回はサファリハットのおっちゃんが生音頭を披露するというのでそのサポート役に回った。江州音頭は掛け声も歌詞に含まれてるので1人で歌うと空白ができる。櫓の周りにはスピーカーの音が届かない場所があったので、輪から外れて掛け声要員に徹することにしました。
場が冷めないように頑張った。

こんな風に自分のコンディションを整えたり、周りに配慮したりと、すごく頑張っているのです。

(なぜ頑張ってるアピールをするかというと、後で出てくるセクハラの件をやわらげるためです。)

楽しく

場がいい状態の時は、自分勝手に踊って楽しみます。

境内は粗砂利が敷いてあるのですが、一部だけ石畳のところがあって、そこでは下駄を鳴らせるのでボーナスゾーンだと思った。郡上っぽくて楽しい。

炭坑節も高速移動にしたら楽しくなるかもしれんと思ってやってみたけど、スペースが少なくまだ完成していない。

盆踊りは、いきったり、おちょけたりが大事だと思ってきていて、周りの迷惑にならないように上手くそれをやると楽しさが膨らんでいく感じがします。

いきりすぎてセクハラ

楽しく踊りまして、プログラムは最終盤になってたんですけど、恋するフォーチュンクッキー盆踊りが流れ、「ヒューヒュー」言って、めちゃめちゃテンションが上がって、すげーいきっておちょけてたんです。
『今、さらに面白くする方法はないのかー!』って考えた結果、隣で踊ってる女子の肩を掴んでくるっと反転させて、そして迫っていく、ということをやってしまったのです。
いや、楽しんでくれるかなと思って。

ちょっと弁明させてもらうと、サルサダンスではこういうのが普通に行われている。

しかし、今回はサルサダンスではないし、例えば街中でこんなことをやったら「キャー!」って叫ばれてアウトですよね。痴漢ですよね。
踊る前に二言三言は会話した女の子だったので痴漢まではいかないけど、セクハラには分類されるだろうなぁと思う。

踊り終わって我に返った後は「先ほどは取り乱してしまいすいません。」って謝ったんですけど、やんわり拒否反応を示された。

謝罪

「今まで嫌なことやられた中で4位くらいです。」とか、「そんなんで謝ったことになるんですか。」とか言われまして。私は『それでもコミュニケーションは遮断しないんや、可愛いなぁ。』と思いつつ謝ってたんですけど、実際の距離は遠くなる。去られた。

2人連れの女の子だったんですけど、座ってビールを飲んでるのを見つけて果敢に喋りかけに行ったら、「盆踊りの余韻に浸ってるから喋りかけないで下さい。」って。けど、私は食い下がりますよ。
なぜなら、楽しい盆踊りの思い出がセクハラで穢されてたら困るなぁと思って。
『私のことは嫌いでも、盆踊りのことは嫌いにならないでください』てな感じ。

ありがたいことに「盆踊りが好き」という共通項がありますので、その一点突破で徐々にラポールを築いていきました。手応えを感じましたので「ちょっと飲みに行く?」って言ってみたんですけど、「でたでた」みたいな反応。連絡先を聞こうとしたけども、それもダメでした。

手玉に取られる

その後も盆踊りトークを繰り広げ、駅までは一緒に帰る感じになりました。ちなみにこの時、こっちは男性3名、相手は女性2名です。

道すがら喋ってたら女の子が「11時までには帰らないといけないからなぁ。」って唐突に言い出して、こっちは「じゃあ飲み行こうや。」って言いますわなぁ。
「おごってくれるんですか?」って聞いてくるあたり卒がない。
というわけで、5人で飲みに行きました。
相手は20代半ばだと判明。若い。

居酒屋では、名前を明かされないままトークは進み、オッサンに対する敬意も感じず、連絡先すら交換できないままお開きになりました。

完全に手玉に取られましたね。

可愛い

ただし、二人ともとても可愛くて、楽しかったし幸せでした。

プリテンダーちゃん(仮)の方は、キリリとしててサバサバしてて合理的な印象でしたけど、きっと強い情熱で動くときもあるんだろうなぁ。
「好きじゃなくてもデートするのは普通」とか「早めに別れた方がいい」とかの発言が印象的。

かずはちゃん(仮)の方はフレッシュな小悪魔という印象。すげえ美人で元フジアナの高島彩をモデルっぽくした顔立ち。
自分の可愛さを良くわかっていて、あざとくてすごくいい。

そんな二人ですから、私は飲んでる間中ずっと『かわいいな~、かわいいな~、かわいいな~、かわいいなぁ~。』って思ってて、もうメロメロでした。

こんな風にオッサンを手玉に取り、そして踏みつけて彼女たちは幸せになっていくんだろうなぁ。

もう二度と会えないかもしれないので、去り際に「さようなら、元気でね。」ってちゃんと言えば良かった。

グッバイ 君の運命の人は僕じゃない。
たった一つ確かなことがあるとするならば、君たちは可愛い。

まとめ

盆踊りも飲み会も最高に楽しかったです。

とにかく、許可なく女性の体に触ったらダメですからね。

私は酒を飲み過ぎると大変なことをしでかしてしまうのですが、踊ってテンション上げ過ぎても同じくしでかしてしまうことが分かりました。
気を付けないと。

まだ盆踊り会はありますが、今後はおとなしく踊ります。
>>京都の盆踊り情報まとめ

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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