今日はSNSについて書きます。

TwitterやFacebookをやってますか? あるいはInstagramとか?

私はTwitterを終了させて、すぐにTwitterを起動させるとか、よくやってしまいます。
コロナですからねぇ、どうしてもSNSの滞在時間は多くなってしまっています。
依存ですね。

だけどもこれはダメなのですよ。ぜんぜんダメ。いいこともあるかもしれないけれど、幸せにはなれません。
今からなぜ幸せになれないかを説明しましょう。

ダンバー数をご存知でしょうか?
車の前に付いてるやつ。
それはバンバー。
踊る人。
それはダンサー。
ダンスバーの略?
違います。

ダンバーとは人名で、イギリスの人類学者であるロビン・ダンバーによって初めて提案された数だからダンバー数です。
人間が安定的な社会関係を維持できるとされる人数の認知的な上限。

要するに、近況を知っていながら近況を知られている人の数と言えば分かるだろうか。

原始的な生活を営んでいる時に、150人くらいで社会を維持していたから、今でも人間の脳は150人くらいの付き合いが得意、というような説です。

こういうカシコソウな言葉の説明は苦手ですから、分からない人はググって下さい。

で、このダンバー数を信じるのであれば、150人以上の人と付き合うとしんどいってことですよね。
SNSとかやっちゃうと、150人以上の情報なんていくらでも入ってしまうわけですよ。
しかし、人間の脳はそういう風にできていない。

SNSをただの掲示板とか、情報源として割り切って捉えられる人は上手く使えているのかもしれません。
しかし、交流ツールとして捉えると、300人とか、500人とか、1000人とかの情報を把握するのって、無理なんですよね。
SNS疲れってのはそういうのに起因すると思います。

たまに、SNSで闇落ちしちゃう人がいるんですけど、距離のとり方が上手くないのだと思う。
SNSは交流ツールではなく、情報源だと割り切って使うのがいい。

SNSは割り切って使い、身近な150人を大切にすべきだ。
ダイレクトに会える人、挨拶すれば挨拶が返ってくる人、連絡すれば返事が返ってくる人、飲み会をやるなら誘うだろう人、こういう人間関係を150に絞って、大切に維持していくのが人間の脳に合っている。

友達を増やしたがる馬鹿どもが、のさばっています。
フォロワー増やして、いいね数を増やすことに熱心な世の中ですし、そこを突き抜ければインフルエンサーとしてお金を得られるのかもしれません。
しかし、友達を増やすこと自体に幸せはない。脳に負担がかかっている。

自分のことを知ってくれてて、同じように相手のことを知っている150人と仲良くするのが、幸せへの道なのです。
YOASOBIのikuraちゃんの近況を知っても、ikuraちゃんは私の近況を知ってはくれない。こういうところに現代の不幸はある。

興味のない相手と仲良くする必要はないし、自分に興味を持ってくれない相手と仲良くする必要もない。
また、時が経つと興味のなくなる相手もいるし、興味を失わすこともある。

という方針で、どうでしょうかね。

こんなコロナ禍ですけれども、リアルに対面交流できる150人を大切にして、生きようと思うところです。

読書会、座談会、BBQ会、トレッキング会なんかを、積極的にやろうかな。

選ばれし150人よ、我が元へ集いたまえー!

(28分)

募集中のイベントはありません

投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です