今日伝えたいことは、比良山には多様な登山ルートがあると言うことです。

2021年6月20日(日)、比良登山に行きました。
八ツ淵の滝ルートで、鶴瓶岳まで行って、北比良峠からの下山です。

これは、JR近江高島駅からバスでガリバー旅行村まで行くやつです。

このルートは標高400m地点までバスが行ってくれるので、楽なルートかと思います。
武奈ヶ岳に行きたいなら最も速いと師匠が言っていた。

だけど私は寝不足でしたから、しんどかったのです。
左の太ももに変な張りもあるし。

この登山に誘われたのは前日の夜だったから、いきなりだった。
そういう予感はしていたのです。初夏の気候で晴れ予報の日曜だから「ああ、登山日和になりそうだな」とは思っていた。
だから東山トレイルをアタックする予定でいました。稲荷山、東福寺、清水寺などをグイグイ進んでやろうと。

私にはWebプログラミング兼比良山の師匠がいるのですが、急に誘われたのですよ。
「ちょっとまってくれ。かなりのブランクがある」って思ったのです。
曖昧な返事をしておいた。

で、その日の夜は眠れなかった。なぜなら金曜日に飲みすぎて二日酔いで一日中ゴロゴロしていたから。

まぁ、とにかく、こういうわけわからん状態でしたが、比良登山に行くことにしました。
コンディションはとても悪かった、と言いたいのです。
そして、誘われたらすぐに馳せ参じる良い弟子だ、とも言いたい。

そういう状況でしたが、八ツ淵の滝ルートは序盤から植物のバリエーションが豊富でいいです。植生と言いますよね。
杉林がずっと続くような山道が多くあるし、私はそれをつまらないと思うのですが、このコースはそうではないのでとても良いです。
おそらく地盤が硬いのだと思います。そのせいで岩がゴツゴツしてて、沢や滝がダイナミックなのです。
良い登り口でした。

そして稜線まで出ると師匠が、「地図に載ってないルートを行こう」と言うのです。
私に拒否権はないのでブツブツ言うだけです。
「わざわざ道ないとこ行かなくていいじゃないですかー」
落ち葉が落ち葉のままでガサガサいうのです。
マダニがいそうだ、うぇぇって思います。

しかも途中でルートを見失ったようで、戻らされた。
もちろんブツブツ言いました。

ああ、こんなことばかり書いていたら、比良の良さが伝わらなくなってしまうので、やめとこう。

とにかく、地図にないルートで、師匠ですら迷うほどなので、二度と通らないと思いますけども、気持ちの良い道ではありました。
苔むした岩の段が連なっていた場所はもののけたちが通りそうな感じでしたね。
程よく明るく、程よく湿ってる、そんな場所だった。
もう少し頭がスッキリしていたのなら、もっとうまく記憶に残ったかもしれないが、寝不足でしたので、僕はあくびしながら歩いたのです。

昼食はコンビニで買ったおにぎり3つ、そして缶コーヒーといういつもより味気ないもの。
でしたけど、山の上はかなり涼しくて初夏よりもさらに春よりの気候で、天気も良くて清々しい。
そんな山道でした。
爽やかでしたけど、今回ばかりはさっさと帰りたい気分だったのです。いつもなら3時位までは上にいるべきだと主張するんですけれどね。

スムーズに下山し、「一休」での、山トーク。
師匠にとってはこれがメインなのかもしれん。
山に登って、その後にビールを飲む、同じ登山仲間に囲まれながら。
これは、大変幸せなことだとは理解できます。
私は登山マニアじゃないので、共感はしません。

最近、読書会というのを初めて、同じ趣味の人同士で喋るのって楽しいんですよね。
だから理解はできるのです。
けれども私は、自分が自分の足でどれだけ遠くに行けたか、というようなのを目指すタイプなので、南アルプスの話とか聞いても、高天原温泉とか聞いても、別に楽しさはないのです。
登山クラスタではないのでしょうね。

最近小耳に挟んだ話によると、女の子を小粋な食事に誘うよりも、アウトドアレジャーに誘ったほうが喜ばれると聞きました。
本当でしょうかね?
食事は女の子同士でも行けるけど、アウトドアは男性がいないと体験しにくいらしい。

この話を聞いて、
俺の出番やん。
って思っているところです。

しかし、私はガチすぎるから、君の歩くペースには合わせられない。
ゴメンね。

以上

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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