こんにちは、グロワラクリよりお送りしますのは2021年のまとめ。

2021年、どうもお世話になりました。

2021年の総括

コロナ禍のまま始まり、どこかでオリンピック実施され、感染者数が爆増し、そして急に収束した1年でした。緊急事態宣言などに翻弄されながら、チャレンジはしました、成果は出ていないけど。

屋敷を借りた

2020年はずっと家のない生活、小屋暮らしを行っておりましたが、2021年3月から伏見区に物件を借りることにしました。飲食店の営業許可を取るべく自分で工事もした。
仕事場として使う予定だったのですが、そのまま居座ってしまって、住居っぽくなっています。

庭でのバーベキューを6回ほどやった。
稲荷山を探検しまくった。
小屋には帰れなくなった。
などの、影響を受けた。

自分で自由に使える交流スペースになるはずが、コロナ禍でもあり、関心・意欲の低下もあり、思うようにいってない。
実行の伴わないなんとなくな夢を描くために、家賃を払っているかのようだ。

小説の新人賞に応募

2020年11月からWeb小説サイトに投稿をし始めて、1つのコンテストで成果を出してしまった。この能力を死蔵させて良いのか? と考え、とにかく長編小説を書いて新人賞に応募してやろう、と決意。
登場人物を増やせば話は長くなるだろう、と安易に考えていた。

結果、鬱になりました。
めちゃめちゃしんどい。8万字の原稿を作らないといけなくて、それを日割り計算すると、1日2000~4000字進めないといけなくて、何にも思い浮かばない日もあって、それでも書き進めると話が無茶苦茶になる。
それがストレスになって、酒を飲み、体の調子が悪くなり、酒を控えたところ甘い物をたくさん食べるようになり、頭がぼんやりして、最終的にはバニラアイスを食べながら赤ワインを飲むという、完全にアウトなところにまで行き着いた。
精神の限界まで行き、なんとか8万字を書き上げ、6月だったかに応募したのですが、鬱になりました。連続して応募しようと考えていたが、それは無理でした。

このダメージで、進まなかったことがあると思う。
さらには、何の成果も得られませんでした。

自分には無理だな、と一度は思ったのですが、年の後半になると、他に欲しい物がないと気づく。
自分の作品が本になる、それが欲しい。

だから堂々と夢を追いかけることにしました。
しょうがない、他にときめくことがないんだから。

読書会

伏見桃山を拠点にした読書会を実施するようになりました。
小説を書くようになって、他の人がどんな本を読み、何が良い本なのか知りたくなった。
6月からスタートして10回やりましたし、バーベキューもやりました。毎回楽しかったです。

次からは実験的に新しい取り組みをしてみたい。

サイレント盆踊り

コロナ禍で京都の盆踊りが壊滅した。私の把握している範囲ではすべて中止。
動かねば、って思ったのでサイレント盆踊りを実施することにした。
イヤホンから音頭が流れるシステムを考えて、備品を集め、実験して、仲間を集める。
企画としては上手くいった。会場を抑える必要がなく唐突に踊りだす集団。その内側にいる自分はメッチャメチャ楽しい。
しかし、これに付き合える人は希少人材なので、集客は難しいですね。
送り火の日、発祥の日、文化の日と3回やりました。

年明けに焚き火と盆踊りの会もリリースしている。

京都くじら料理研究会

集まってくじら料理を食べる秘密のサークルみたいなのをイメージして、ブログを立ち上げたのですが、時期が悪かったかなぁ? 盛り上がらず、自分ひとりでくじらを食べ、そして終わった。

動くべきじゃない時に動くのはダメですね。
何でもやりたがる若さは失われつつある。

京都検定2級

京都検定2級を受けることにしました。
日常生活に使えない無駄な知識が増えました。それは豊かさだと思う。
おそらく合格しています。

来年もなにかの試験にチャレンジしたい。

計画性のない人生だ

小屋暮らしが大津市北部のWebメディアに記載されたり、京都新聞に取り上げられたりした。

おむすび屋の開業が頭にはあったけれど、最後の一歩は出していない。

小説はこれまでの人生で最も読んだ。30~40冊くらいかな。豊かになった。心の内側に友達が増えた感じ。

相変わらずお金はないけれど、金で買えるものを欲しがらない私にとっては、これがきっと当たり前なのだ。
生活費を抑えられる生き方が身についているし、芸術家としてのスタートラインには立っていると思います。

ちゃんと計画を立てて動こうとは思っているのだけれど、衝動的に動く時のパワーも捨てがたい。
思い立った時にやるのが一番力強く進めるし、楽しい。
だけども、計画を立てないと辿り着けない場所もあるので、やっぱり計画が必要だ。

感謝

今年1年間、大きな事故もなく生きることができました。
影で支えてくださった皆様、どうもありがとうございます。

夢を描いてしまうと、足りないものばかりが目についてしまって、ちょっとしんみりしちゃいます。
だけれども、今日ばかりは、楽しかったことを思い出すべきだな。
あの日も、あの日も、あの日も、楽しかったな。
一緒に遊んでくれた皆様、ありがとうございました。

今の私は、創作への狂気に満ちた時間を過ごそうと心に誓っておりますが、遊ぶ機会があれば、また遊んで下さい。

今年もお世話になりました。
来年もよろしくお願いいたします。
良いお年をお迎え下さい。


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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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