今、弱音を吐きたい夜なのですが、さてはて何を言って良いのか分かりません。

Twitterならば、あーしんど、と書けば良いのですけれど、ブログの場合は、あーしんど、なぜなら○○だからだ、と書かねばならない。文字数に限りがないから。しかも本来ならば、ブログはクリックせねば入れない家みたいなもので、Twitterは道みたいなもんだから、弱音は家で吐いた方が良いんですよね。

かくしてどこでも弱音を吐けなくなる。

いやいや、何に弱音を吐きたいのだ? どんなコミュニケーションを求めているのだ?

「あーしんど」

「どうしたん?」

「生きてることに、徒労感」

「徒労感ってことは、何か努力してるん?」

「小説は書いてて、自営業では生きようと思ってて、寒さの厳しい環境で生きてる」

「なるほど、それなのに何か結果が出ないと」

「そうやけどね。どんな結果が欲しいのかも見失い気味で、いったい何がしたかったんだ? と思ったり」

「なるほど、ゴールが明確ではなく、ふらふらしてると」

「それもあるし、努力の方向も分からなかったり」

「ほうほう。webの制作を依頼されるときがあるけど、途中から目指す方向が二転三転する時がある。最初から言ってくれって思う。大の大人でも、みんな同じようなところはあるかもね」

「そっか、でもそれは、要件定義が明確ではないってことでは?」

「まさにそうだけど、そもそもの要件をクリアしても、また次の課題を発見してしまうんだろうな」

「いつまでも終わらないな」

「そもそもの見方を変えるべきかもな」

「そうだね。まずゴールは小刻みに設定して、少しでも改善を喜べば良いんじゃないかな? あるいはゴールが描けないなら、やめるのも大事な結果の1つかも」

と、こんなコミュニケーションを求めているのだろうか?

うーん? 面倒くさいな。

「心がすり減ってるのに結果が出ないなら、それは才能がないのでやめた方が良いんじゃないかな。愉しみながらやる人には勝てないよ」

「知ってる。しかし、しがみつかなきゃ自分を保てねぇものもあるんだよ」

「あー、それは、手放した先に良いことが待ってるパターンかも。落ちた場所が楽園だったりするものだ」

「なるほど、しがみつくのはやめてみるよ」

ひゅーん。

崖は思ったより深かった。

と、粗いブログを書く夜でした。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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