旅は人生に効くよね~。
先日、日帰り旅行の旅ランをしたら、効果てきめん。
「もう歳だ」とか「気力がなくなってきた」とか言ってたし、「ワシは」と称するくらいだったのに、やりたいことが湧いててきた。

別に大して遠くには行ってない。40km先にある場所までバイクを走らせて、12kmランニングして、またバイクで帰ってきた程度。使った金額は3000円くらいかな。
それでも、気持ちに何かが起こった。これは狙い通りだ。

気力や好奇心って、なかなか数値化できないので、維持したり回復したりが難しい。金みたいにシンプルじゃない。
だから、この効用を言語化するのは難しいけれど、どうやら何かが回復し、その結果、新しい企画を思いつけた。ピカーン。
かなり効果があったということだ。

濃密な時間を過ごしたという実感がある。
家にいる1時間と、旅先の知らない道をランニングする1時間の密度はまるで違う。
こんな道行っていいのか?という悩み、非効率なルートを通ったなという後悔、でもその先にあるちょっといい場所、心に残る風景。
時間の感覚が変わるこういう現象を大事に生きたい。

いや、別に旅ランを推したい訳じゃない。誰もやらなくてよいよ、こんなことは。
旅が良いよってことが言いたい。

知らない場所を彷徨うことによって、普段の生活であるとか、悩みであるとか、好きな子のLINEがそっけないことであるとか、思い通りにならぬ日々が自分ごとじゃないように思えて、たぶんそれが大事。
ダメになりそうな時、旅が一番大事。

コロナ前の数年は、知らない人と喋ることや、街の居酒屋を放浪することで旅の気分が味わえてて、不自由してなかったんですけど、(あとダンスもあったし)、コロナからは不自由になって、今は少し世界が変わった。

大人は自分自身で、数値化できぬ気力や好奇心、メンタルなど回復させるために、自分を喜ばせながら生きていかねばならぬ。拙者のような独身フリーランスならなおさら誰も気遣ってはくれない。
エーテルか、仙豆が欲しい。

今は旅に求めようと思う。
拙者の旅は3000円と安上がりだ。飲みに行ったほうが高く付く。

そしてさらに「旅を語ろう茶話会」をやってみたい。
人を集めて旅先の見どころやグルメなどを発表し合う会。
これは、喋るほうも聞くほうも有意義だと思う。
旅のスタイルに個性が出るのも面白そうだ。

その他にも企画を思いついている。
それってつまりは、「あっ、気力が回復してる!」ということだ。
とにかく、旅はいいし、旅を語るのもきっといい。
絶対いい。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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