旅トーク会がめっちゃ良い企画だったので、みんなにオススメするためにこの記事を書きますね。
拙者の企画に来い! という意味ではなく、みんなも友人を誘って旅トーク会をしたらいいよ、という意。

オススメポイント

旅トーク会の何がオススメか? 色々あるのでリストにします。

話し手のメリット

・旅の話は思いの外、言葉が溢れてくる。
・写真を見せながら喋るので、口下手でもなんとかなる。
・自分の旅を再定義できる。
・また旅がしたくなる。

聞き手のメリット

・身近な人の旅情報は臨場感がある。旅先が身近に感じる。
・他者の人生に触れられる。視点が増える。
・旅先の情報が手に入る。
・聞きたいことがすぐ聞ける。
・旅に行きたくなる。

素人の話なんて…

この企画は「みんなどんな旅をしているのだろうか?」という私的な興味によってスタートしました。
拙者にとっては有意義なテーマだ。
しかし、現代はボタンを3つくらい押せばあらゆるコンテンツにたどり着ける時代だ、素人のお喋りを聞くなんて、オモシロイんか? 映画ですら倍速で再生する人がいるのに。と、懸念していたのです。退屈なんじゃないか、って。

実際やってみた感想では、面白く聞けたし、得した気分。画面越しのコンテンツとはぜんぜん違ってた。臨場感、共感度、高い。旅先の空気感を運んできてくれる気がした。
良かった。本当に良かった。
我々はまだ直接会ってお喋りすることを娯楽にできる。ゲームとかで遊ぶんじゃなくて体験を披露し合うことが有意義な時間になると知れた。
良かった。本当に良かった。

旅トーク会のやり方

必要な物は、モニター、モニターに映す装置、おやつ、お茶。

2022年10月23日(日)に実施した例で言うと、
会場はJR藤森駅近くの屋敷でやりました。
TVがあるのでそれをモニターにする。
TVとPCをHDMIケーブルで接続。またミラーリング装置を購入し、スマホからダイレクトにTVに映せるようにもした。
(この準備には紆余曲折あった)

おやつは食べたいシュークリームがあったので、それに決めた。
(しかし、当日は創業セールだそうで予約不可だった。開店前に並んだ)

お茶は紅茶とコーヒーを用意。お茶会ですからね。

準備物はこれでOKです。

旅トークの持ち時間は20分が最適だと判断しました。
「20分喋って」と言われると、「え?長い!」と感じる人が大半だと思うのですが、いやいや旅トークは30分くらい喋ってしまう。20分で区切りつつ25分くらいまで許容するようにしましょう。

トーク例

今回は4人で発表しあったのですが、三者三様ならぬ、四者四様。ポーカーだったら総とっかえの様相。

一人目(拙者)は、旅ランについて。
ストレスや旅に出ることの億劫さを語るという、いきなり変化球から始まる。誰も目的地にしなさそうな場所、三重県島ヶ原。
そんなところに行って楽しいのか…? ストレスはどうなったのか…?
三重県の島ヶ原に行ったやつです。文章のスライドを用意しました。

二人目は、三重の山の中のキャンプ場について。
渓流が流れていて夏には最適のようだ。利用者が整備に乗り出したり進化している。
それはどこにあるのか…? 渓流では泳げるのか…?
とにかくその場所と過ごし方について語って、移動については語らないスタイル。

三人目は、直島へのアート鑑賞旅。
二泊三日で8万円ほど使う、なかなかハイソな旅行。
どんな作品あったのか…? そして何を感じたのか…? 
アート作品の写真をたくさん見せてくれて、写真ですら非現実感が伝わってきたので、現地ならばもっとスゴイんだろうなと感じた。
石田ゆり子姉サマの真似をするな…!
旅の概要と、直島に行きたくなった人向けの文章スライドを準備してくれました。旅先でしか味わえない作品の良さを伝えるスタイル。

四人目は、バイクイベントに参加したツーリングについて。
SSTRという、朝日を太平洋で見て、夕日を日本海で見るというライダー向けのゲームみたいなイベントがあるという。これが1日で日本を横断するのでスゴイ。
しんどくないのか…? ちゃんとゴールできたのか…?
すでにYoutubeに上がっている動画を見ながらの解説スタイル。

とまぁ、行き先も、移動手段も、目的地も多様。発表スタイルも多様。
こういうワンパターンにならないのが大好き。愉しい。

やって下さい

次回は何ヶ月か後にやってみようと思います。全員が「また声かけて欲しい」と言っている。

しかし、ブログをご閲覧中の皆さまも、旅トーク会を実施して下さい。
そして、拙者を招待して下さい。喋れるネタがもう一つあるぞ。

旅に限らずルールのあるトーク会、を増やしたいのだ。
そしてこれを豊かさと呼ぼう。

拙者は楽しいと愉しいを使い分けることにした。
盆踊りなど、野外で踊って魂がスパークする感情を、楽しいとする。燃えるような熱さがそこにはある。
一方で、お喋りして相互理解を図ってニマニマする感情を、愉しいとする。じんわり温まり、後を引く感覚がある。
両方を満たしたい。
これを理解できて、人生の波乗りが上手くなった気がしています。

結びにあたり、よく分からない新企画に参加してくれた友に感謝申しあげる。
ありがとう! 愉しかった!
またよろしく!

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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