こしがいたい。
と書くと恋がしたいと空目しそうになるけれど、腰が痛いのだ。
いや、腰というか、おしりの右の上あたりの筋肉が痛い。
例えば、御所に向かってうつ伏せで寝たら、おしりの鬼門の方角に邪気が漂っている。
これは呪いなのかと疑うが、原因は明瞭で、木登りして枝を剪定していたところ、枝を捌く時に変な姿勢をとってしまい、ギュっとなった。木の上の作業では気を使うべき項目が多すぎて、腰の筋肉など意識から外れる。負傷したら負けだ。今日拙者は負けた。
不注意ではなく最近では腰を使う機会がないのが原因かもしれない。
いやいや、これはエロい意味じゃなくて、サルサダンスを踊っていないなどの意味である。
どちらにせよ、腰を使う機会はあるべきだと考える。
柔軟性を保ちたい。
普段から体を動かしているつもりだが、いつしか同じパターンに陥っているのかもしれない。ランニングを趣味としているが、効率の良い動きを追求して、使わない筋肉が生まれているかもしれない。
何らかの変化が必要だと、大家さんにも言われた。

大家さん夫婦と拙者と友人の4人は、庭作業の後、庭で飲んだ。焚き火をしながら飲んだ。みんなアウトドア好きなので気が合う。庭作業も娯楽として、焚き火も娯楽として楽しめる。庭で作物を育てて、それを収穫し、みんなで食べようなどと話して、夢も広がっている。
だから、自分たちだけで楽しまずに、庭部などを形成しても良いなぁと思っている。
雑草や蚊と戦わねばならぬけれど、古き良き共同作業が温存されていて、忘れられた幸せがある気がする。

金を積んだ分だけ良い体験ができると信じている人がいるだろう。
彼らが信じるものを拙者は否定しないでおこう。
どうぞ、どうぞ、そのまま信じてくだされ。
信じるからこそ、幸せになれる。

拙者は何を信じようかな。
幸せは仲間が運んでくれる。
貢献した分だけ、仲間から信頼される、あるいは仲間が増える。
そして集まって飲む。
今はそういう世界観。

拙者は大したことなどできぬ。
木に登ればおしりの鬼門を痛める若輩者だ。
酒に酔って靭帯を切ったり、カブのオイルを交換すれば異音を発生させたり、買ったばかりのスマホを落として画面を割ったり、相変わらず金はないし、実現できぬ夢を見て、実現できぬままでもいいかって思ってる。

そんな拙者と一緒で良ければ、庭部とか、駅伝とか、盆踊りとか、旅トーク会とか、そんなので愉しんで生きていきましょう。

とにかく今日は腰が痛いので、鬼門封じに膏薬を貼ろう。

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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