春のようにだらけた文章を書こう。
冬場は寒くて首から肩にかけて常に力が入っていた。
春はゆるゆるでいこう、ほにゃほにゃでいこう、ふわふわとしよう。

春は良い。スーパーでも道でも赤ちゃん連れのお母さんが目につく。
赤ちゃん可愛い。クマの着ぐるみみたいなベビー服を着せられていた。目線だけをふらりふらりと動かしていた。
幸あれ。

春は良い。ランチでカレーを食べたら汗が吹き出てきた。だらだらした。ナンのおかわりもした。
腹パンパン。

春は良い。昨秋に撒いた小松菜の根を残して刈り取っていたところ、いまだに健在で、いわゆる薹(とう)が立ってきた。
苦くなって食べれないのだろうけど、生命力を感じている。

春は……、しかし、良いことばかりでもない。
確定申告はだらだらとして進まないし、書きつつある小説は面白いのか分からなくなってきた上に山場まで持っていけるか心配だし、調理の仕事は評価基準が曖昧で努力のしどころがぼやけている。
あと1つでも不安が増えたらもうダメだ。
そ、そういえば、頸椎がキシキシ音を出すんだった。
不安だ、もうダメだ。

でもまぁ、ブログを書いている時間だけは、だらけておこう。
無駄なものを生み出して、効率も有効性も考えずに時間を過ごそう。
絶対に誰の役にも立たないことを書こう。
情報価値ゼロ。
誰も勇気づけず、何ら参考にならない文章。
あくびみたいな表現。

ふわぁ~、眠い。
春だね。

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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