はやく桜が咲いて欲しいって思っていたけど、いざ咲き始めたら、ちょっと待って、そんな急いで咲いたらすぐに散ってしまう、と焦りのような気持ちがあらわれる。
すぐに咲いて、すぐに散りそう。
来週がピークかな。
桜が終わるの寂しいなぁ。
この寂しさ、創作活動に似ている。
1ヶ月かけてじわじわ書いていた物語に一区切りついたのだが、早く完成させたいと思っていたけど、いざ終わると寂しい。
ああ、すごく作家っぽいぞ、この気持は作家っぽいぞ、いけるぞ、と思う。
この調子で書き進めたい、しかし筆が進まない。
目を閉じて、空想の世界で遊ぼうとするのだが、どうも現実世界で遊びたがってる節もあり、上手くいかない。
豊穣なる空想世界よ、どこへ行った。
空想鉄道のチケットを失くしてしまったかなー。
豊かさを取り戻さないと。
心のうちから溢れ出る想像力の豊かさを。
自分の豊かさを他者の評価で量らせてはいけない。
その評価基準ではショボくてもいい、ショボいと思われてもいい。そこでは勝負していない。
拙者の評価は創作物によって決まるのだ。
豊かかどうかはそこに現れる。
いや、しかし、創作しようと頑張るな、
人間なんて所詮は自然の恵みに頼らねば生きてはいけぬ。
創作も自然の恩恵を受けようとすればいい。
種を撒いて、時を待て。
雑草はできるだけ切っていこう。創作における雑草が何かは分かるだろう。
観察しよう、匂いを嗅ごう、風を浴びよう、不思議さを不思議なままで持っておこう。
○
というのが、創作欲求と外遊び欲求の板挟みになっている心境。
春だからなぁ、お外に出ていっぱい遊びたいんだよなぁ。
以上
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