自分の基本はどこにあるのだろうか?
今こうしてブログをしたためている自分は、最も自分の本質に近い存在か?
ということを、パーティーに行きつ戻りし拙者は思う。

飲んで騒ぐことが急に増えた。
いや、コロナ禍で上記がなくなっていたという表現が正しい。
今日もとあるクラフトビール店の周年記念イベントに顔を出し、ビールを飲んで、お喋りしたり、DJが流す音でリズムをとったりした。
なんだか嵐に巻き込まれたような時間を過ごすんですよ。ビールの味、人の顔、流れる音楽、初対面の人、どんなトークをしようか、隣りにいる女の子になんて声をかけようか、なんとなくSPEEDのヒロコに似ているな~など。
物凄い情報量が頭を駆け巡る。そして酒の量が増えていき、情報はあやふやになり、なんだか夢のようなひとときになる。
これってつまりは異世界探訪。
要するに、中つ国や鏡の国、アレフガルドに行ってきたようなものだ。

そして、家に返ってくると独りなわけで、あれ? なんだっけ? さっきまで楽しかったのに? あの感じ、どこいった?
という風になりがち。
パーティーの後遺症で荒野に1人でぽつんと立ってるような感じになる。
だから、家でも酒を飲んだり、会場で限界まで飲んだり、やたらSNSを見たり、またパーティーにでかけたくなったりする。

でも対処法が分かってきた。「さっきまでのは異世界」って思うことだ。「旅は終わり」って思うこと。
異世界の扉を開き、その世界のドリンクを飲み、なんだかんだと揉まれたけれど、戻ってこれた。
これでハッピーエンド。良かった良かった。

そして、異世界の自分は自分じゃないかもしれんよね。
何らかの変身があるのかもしれんよね。
いつもと違う立ち振舞がそこにあるから。

パーティーを異世界だとすると、山に行くこと、小説を読んだり書いたりすること、野良仕事をすること、これらも異世界トリップかもしれない。
じゃあ、自分にとっての現実世界はどこで、自分の基本はなに? と精神が分裂してくる。
ブログを書いている時も、文字の世界にトリップしているような節がある。
自分の基本は何かって、すげー難しいんやけど、たぶん、自分で決めるべきなんだろうな。

確固たる主人格みたいなものを持つと、もっと異世界ではっちゃけられるような気がしている。
変身じゃー!って。

どうだろうか?
もうちょっと研究してみる。

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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