時間が空いたらやろう、と思っているモノやコトが多すぎて、脳が雑音だらけになる。
普段はできるだけそれを無視して生きているのだが、実際に時間が空いてしまうと、目につくあれやこれやのモノとコトが一斉に存在を主張しだして、どこもかしこも散らかっていることに気づき、頭が痛くなる。
そしてまた無視したくなる。
眠ってしまうのが一番だ。

拙者が「時間が空いたらやろう」と、ほったらかしていることは魑魅魍魎みたいに、実体が不安定だがそこかしこに蠢いている。
だいたいにおいて清掃・整理整頓はそのたぐいだし、工作もそうだし、食材もそうだし、考えることもそうだ。

中途半端に切った板、ビスを打ち付けてない床、乾燥ナマコ、いつか捨てる紙のゴミ、いつか読む本、キッチンのあの辺り、まだ卵を孵してない孵卵器、いつか使う灰、洗濯してから片付けるジャンパー、もう一度改造するマンドリン、灰色のビニールテープを買ったら完成するはずの電灯、いつか遊ぶはずのボードゲーム、いつか使う洗剤、いつか掃除に使う使用済みの歯ブラシ。
こういうものが溢れている。
そして、実際に時間が空くと、これらが一度に襲ってきて、優先順位をつけられなくて、パニックになる。

この「いつか」は、どう処理したらいいんだろうなぁ。

優先順位がついてるからこそ、今度やる、みたいなのが増えていくわけではある。
例えば、仕事をすること、人に連絡すること、ご飯食べること、風呂に入ること、寝ること、友達との約束を守ること、ブログを書くこと、走ることなどは最優先しており、ちゃんとやっている。

DIYとか、使わない場所の掃除とか、さしあたって困らないけど、いつかやりたいモノやコト。これらが溜まる。

みんなはどうしているのだろうか?
拙者は、今度やる、いつかやる、自分でやる、が人より多すぎるのだろうか?
頭が悪いのだろうか?

意識化して、整理して、順番に処理するのが大事かなぁ、と考えてはいる。
あるいは、やりかけのモノを写真に撮って、コレクションしておくとネタになって面白いかもしれん。
とにかくどこかにリスト化しておくのが大事なんだろうな。
空いた時間にそれを眺めて、無視するかどうか決めよう。

以上。

あ、そうそう、旅人のように生きる、という解決策も思い浮かんでるんだった。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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