最近は生活者としてのレベルを上げている。
と言うと聞こえは良いが、ただの休職中。
しかし、生活者としてのレベルを上げて、自分の生活にこそ自信を持ちたいな、と思うようになった。
まだ道半ばなので、苦労はしている。

生活者としてレベルが高いとは、何を指すのか?
これは勝手なイメージだが、「そっちの生活のほうが強え」という感じ。
例えば、薪ストーブとエアコンを比べると、薪ストーブの方が強え、という勝手な判定。
当然異論はあると思うのだが、誰かの判定に従う必要はなくて、価値観や美意識が求められるわけだ。

実際に生活力を上げた実例を挙げる。
庭の梅を収穫して、それを漬けてみた。庭の梅を食える状態にするなんて強え。

家庭菜園では負けていることが多いのだが、それでもサンチュを何度も収穫しているし、バジルをちょっと採ってきてパスタに散らすと旨い。

パスタ、スパイスソルト、トマト、バジルとシソ、オリーブオイル。シンプルでハマる。

他にはエダマメとキュウリとアスパラを育成中。

手作りの味噌を仕込んだのは1月のことで、そろそろ使える状態になりだす頃だ。
手作りの味噌に鶏肉や豚肉を漬け込んでから焼くと、芳醇な味になる。

焦げやすいので弱火で焼く

脱プラごみがきっかけで、お米は玄米を買ってきて、昔買った精米機を稼働させて、精米したてのお米を炊くようになった。めちゃめちゃ旨い。
更には糠が出るので、これでぬか床を育成中である。

あと、これも脱プラごみがきっかけで、野菜や玉子の購入先を探求し、いい産直自動販売機や、モールドパックで売ってるたまご屋さんを見つけて、調達レベルを上げている。

300円

緑茶が買えなかったら困ると思って、ドクダミや柿の葉でお茶を作ったりもした。

柿の葉を干して刻んだところ

生活者レベルを上げて、なにがどうなるの?
と言われると、なんてこともないのだが、視点によっては良いことは多い。

地産地消度がすごく上がった。
地域で育まれたものを食べることは、どこぞで作られたか分からんものより、安心であるしエコロジーでもある。

まちづくり視点でも使える。
脱プラごみをすると大量生産品が買えなくなって、大手の商品が買えなくなる。この点、大手スーパーより昔ながらの八百屋が存在感を増すし、大手の肉屋は特別対応をめんどくさがりやがる(実体験)けど、個人商店ならプラパック無しとか喜んでやってくれそう。
だから、個人商店に優位性が生まれ、地域活性化に使えそう。

あとはゲーム感覚。
買えない商品が増えるからこそ、買える商品を発見する喜びが増す。

このように、スポットライトの当て方によっては色々と使える。

売ってるものは買ったほうが早いし楽、という考えを支持しているのだが、機会を奪われてないかは気をつけた方がいい。
味噌は買えるのだが、そろそろ食べ頃になるかなワクワク、という気持ちは買えないのだ。

まだまだ志半ばである。
有精卵を温めてニワトリを孵そうと思っているが、まだまだ紆余曲折がありそうだ。
肥料無しで野菜を育てる方法はまだ模索中。
豚肉と鶏肉は買ってみたけど、魚はまだ買ってない。

まだレベルを上げる予定。
目指すものがあって、そこそこ楽しい。

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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