失敗が続いている。
3回も失敗した。
あなたは失敗にどう向き合う?

拙者は失敗したらウジウジするタイプである。
抹茶飲んで、平等院に行って、源氏物語を読むくらいウジウジする。(それは宇治やろ!)
いっぱい後悔して、反省して、考察して、失敗が頭から離れない。
失敗にこそ心を奪われると言って良い。

逆のタイプの人もいるのかな?
失敗したらさっさと諦めて、次のことに取り組める人。
アカン向いてねぇ、って捨てていける人。
上手くいくことだけをやり続けられる人。

合理的に考えると、上手くいくことだけをやればいいと思うんだよなぁ。
今の世の中は貨幣を介在させた分業社会だから、何らかお金を稼ぐ手段があれば、食料を生産しなくていいし、料理もしなくていいし、薪割りとかしなくていい。

しかし、苦労がないと物語性がなくてつまらないという面もある。
多くのストーリーは一度は窮地に陥るものだ。大人気マンガのONE PIECEでも、主人公のルフィは何度か負ける。それでも最後には勝つので感動がある。
こないだ見た推しの子でも、自殺にまで追い込まれる女の子がいて、キャーーとなったが、その後に……。
小さな頃からそういった物語を摂取して育った人々は合理性よりも物語性で進路を選んでしまうのかもしれない。

あるいは完璧主義。
失敗すると、自分の欠点のように思えて、そんな自分を許せない。
自分なら出来るはずだと、小さなことにこだわってしまう。

あなたは失敗にどう向き合ってます?

ちなみに拙者の失敗はニワトリの孵卵。要するに卵を温めてひよこを孵すこと。
前述の通り、3回も失敗した。
こう書く時点においても、何が失敗の原因だったかを考えてしまい、ウジウジしてくる。
茶だんご食べて、萬福寺に行って、響けユーフォニアム読むくらいウジウジする。(だからそれは宇治やろ!)
温度変化のせいか? 転卵の頻度や角度が悪いか? そもそも卵が悪いか?

当初はニワトリを飼いたいところから出発しているので、他にも方法があるのだ。成鳥を買うとか雛を買うとか。
しかし、一度、卵からひよこがピヨピヨ出てくるイメージを浮かべてしまうと、他の方法だともう満足できない。
どれだけ失敗を積み重ねても、孵したい。
孵卵王に俺はなる!

と、こんな風に小さなことに囚われているのだ。

こんなところで足踏みしてる場合じゃないよなぁと思っているので、失敗への対応のしかたを変えるべきかな? 上手くいくことだけをやるべきかな? さっさと諦めるべきかな?
「諦めたらそこで試合終了ですよ」
という、スラムダンクの名言もあるのだが、これは物語だからこそのセリフではあるまいか?

どう思います?

とにかく拙者の頭の中は、マンガに支配されていることがよく分かった。
最近のイチオシマンガは「ダンダダン

以上

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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