会う人会う人に「痩せた?」「痩せた?」と言われたら、もう死ぬんじゃないかと思ってしまう。
痩せる要因に思い当たる節はあるけれど、体調不良にも心当たりがある。
そんな健康不安を抱えた夏だった。

皆様はお元気でしょうか?
誰でも健康は大事だが、拙者には健康がめちゃめちゃ大事で、なぜかというと体を動かすことに趣味を全振りしているからだ。
例えば、スマホゲームとか、楽器演奏とか、映画鑑賞とか、推し活、サ活などが趣味であれば、多少体調不良でも楽しめるが、ダンスとかランニングとかアウトドアを趣味にしていると、強靭な体が必要で、足が動かなくなったら終わりだ。
去年、足の靭帯を損傷し、老後みたいな生活を送り、その反動で、体が動かなくなるまでは体を使って遊ぶぞ、と拙者は決意しているのだ。

しかし、拙者の体は弱い。昔から弱い。
精神が弱く、胃腸が弱く、皮膚が弱く、呼吸器も弱く、さらには走るのも下手である。幼少期から自分の体を呪う日々であった。
最近は元気なイメージを持たれているかもしれないが、いつも体調不良と戦っているのである。
ちょっと花粉が付くと皮膚が荒れるし、水仕事で手が荒れるし、古い油を摂取すると痒くなるし、不眠とか、メニエール病とか、色々と患ったりするのだ。
嫌になってくるぜ。

だから、会う人、会う人に「痩せた?」「痩せました?」とか言われると、「急に痩せる 病気」とかって検索してしまう。
どんな病気が候補に上がるか?
それは、糖尿病であったり、甲状腺亢進症であったりする。
特に糖尿病は生活習慣から病気になる2型と、遺伝子的に発症する1型があるのだ。
拙者は1型糖尿病で、インスリンが分泌されず、糖質を吸収できていないから痩せるのかもしれん、と苦悩した。
あるいは、膵臓がん。

道端で久しぶりに出くわした友達にも、夏まつりの会場であった友達にも、社交ダンスの先生にも、「痩せた?」と言われ、極めつけは「大きな病院で検査した方がいい」と脅されたので、忠告に従うことにした。

翌日の朝早くから国立医療センターに行ってみると、紹介状がないと5500円必要だと書いてあって、チッと舌打ちして、その足で町医者に行って予約を入れた。

予約の日、即席の糖尿病検査の結果は、問題なし。
一週間後に結果の出た血液検査の数値も、問題なし。
というわけで、ただのダイエットだったようだ。

実はダイエットに思い当たる節があって、
家でのひとり酒を禁止にしたこと、玄米食にしたこと、脱プラごみのため買える食材が少なくなったこと、調理の仕事を辞めたので残り物を食べなくなったこと、など痩せる要因は十分にある。
今年の2月から比べると6kgほど痩せて、61kgほどになっている。
身長は177cmで、BMIは19.6あたりで、これは標準の範囲内。痩せ気味ではないのだ。

足の指のしびれや立ちくらみなど体調不良は思い当たるのだが、自律神経系の何かかな? と仮定して、今のところは自律神経を整える方向に動いている。
体重計を買って計量して、できるだけたくさん食べて、ビールも飲むことにして、咀嚼回数を増やすことにもしている。

体重を1週間の計り続けると、減ってはいないし、増えてもいない。セーフ。
お陰で、計量の習慣を得た。
自律神経を意識して、朝ランを始めることにした。
まだ必要ないと思っていたスマートウォッチも買った。
さらに健康志向が強化された。

そんなこんなで季節は秋に向かっている。
健康不安のせいでスパークできぬ夏だったけれど、良い習慣が残るなら良いかな、と思えている。

あとは、明日死ぬという気持ちで今日を生きること。
これが習慣になると良いな。
喧嘩してる暇などないし、不快さを味わう暇などもない。
人の記憶に少しでも良い印象で残るように、頑張ってはみるよ。

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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