今日は良い報告があるよ。
以前よりニワトリの孵卵に挑戦し、失敗したりイタチに食われたりと問題続きやったけど、この度無事に卵が孵り、ヒヨコがいる生活を始めることになった。
かもがわデルタフェスティバルの日に孵ったから、9/16(土)の朝と夜、2羽のヒヨコが卵から出てきた。
今日で4日目。ちゃんと水を飲み、玄米を食べている。順調だ。
とても可愛い。

だが、課題や問題がある。
・卵を6個温めたのに、2羽しか孵らなかったこと
・にわとり小屋を作らねばならぬこと
・先に生まれた1羽はオスっぽいということ

今後、どうなるか分からないが、精一杯可愛がろうと思う。
(美味しく育つように……グスン)

拙者は独身であるし、パートナーもいないので、たいへん寂しい人生を送っている。そして、ブログ執筆がはかどるのだ。孤独はクリエイティブの餌なのだ! と、基本的には言い張って生きているので、憐れみは不要である。
だが、季節が変わって空気がひんやりしてもなお、そう言い張れるかというと、微妙であるし、そもそも自律神経系の不調は孤独さに病原があるのかもしれん。
こういう状況で、ヒヨコがきたらどうなると思う?
1匹目は刷り込みが成功しているようで、拙者の後を追ってくる。なんたる可愛さかと思う。2匹目は拙者を追っているのか、1匹目を追っているのか分からない。まぁ、どちらも可愛い。
外に出して、土の上で遊ばしてみたのだが、あらゆる場所をついばむ様子や、意外な速さでダッシュする様子にめちゃめちゃ癒やされる。
ちょうど拙者の足元に飛んできた蚊を追っ払ってくれた、あるいは食べてくれた。
まだ何を食べるのか分からなくて、玄米や糠をやっている。かぼちゃ、キャベツ、ナスの切れ端もやってみた。煎り大豆を潰したものもやったし、胡麻、小松菜の種もやってみた。
「今日何食べる?」という気持ち。
早くも家族のようだ。

本当は手元においておきたい、要するに部屋で飼いたいのであるが、ヒヨコは野外のほうがイキイキするし、強くもなると思うので、しぶしぶ外に出している。
もちろん、イタチに突破されないようにセキュリティには気を使っている。

基本的にはカゴの中に入れているのだが、目が行き届く時間は、例えば洗濯物を干す時など、庭に放してみる。すると拙者の足元をピヨピヨと動き回る。拙者は踏まないようにすり足で移動する。
昨日は「おいでー」と手を叩いたら、ヒヨコダッシュで駆けてきてくれた。めちゃめちゃ可愛かった。でも今日は来てくれなくなった。すでに親離れ?

ヒヨコがメスだった場合は、長く飼い続けることができる。なぜなら、けたたましくは鳴かないから。
しかし、オスだった場合、みんながよく知る「コケコッコー」と鳴く。朝に必ず鳴く。
近所迷惑になるからなぁ……。

それゆえ、早くに別れがやってくるので、あまり可愛がりたくないなぁ、と思いつつ、だからこそ可愛がるべきだ、と複雑な心境を抱えている。

大人にならないで。いつまでも子どものままでいて。
そんな親心。

以上。

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投稿者: 石黒わらじろう

京都の古い民家で暮らしている。 趣味はランニングとブログと盆踊りを含むフォークダンス。 別名義で書いた小説は映画の原作として採用された。 自分で建てた小屋にて暮らしていたことがある強靭な狂人。 地球にも自分にも健康な生活がしたい。

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