カテゴリー: 楽しく走ること

  • ランニング(ジョギング)サークルを考える

    ランニング(ジョギング)サークルを考える

    ランニングを趣味としているので、ランニングサークルに所属したい。
    と、これまでに何度も何度も考え、調べたりしたけれど、そのまま止まっている。

    前提として拙者は京都ハッシュというサークルの堂々たるメンバーである。
    ハッシュはハッシュでとても良いのだが、走る距離が短いのが難点。
    専属する必要はないので、別のサークルへの参加も考えるところだ。

    ランニングサークルと言っても、志向が色々とあるようだ。
    ハッシュで言うと、実はビールを飲むのがメイン。
    他には、平日の夜にモチベーションアップのために開催しているサークルがある。
    休日の旅ラン的なサークルもある。
    フルマラソンなどを目指すガチなサークルもある。
    出会いが目的?みたいなサークルもある。

    拙者はモチベーションは持っているので、平日の夜の会にはわざわざは行かない。
    旅ラン系や、飲み会系を求める。ラン→銭湯→飲み会とかならなお良いし、ラン→水泳→飲み会とかならすごく良い。

    でもやはり、集まって走るのは難点が多い。
    ある人は5km走るのが精一杯で、ある人は15kmは走らないと満足できないとなると、一緒には走れないし、当然速さも違うだろう。

    旅ランのコース設定も日程を合わすのも難しいだろうな。

    となるとやはり、とにかく飲み会を志向することになろうかと思うのだが、これは少数派なのだろうか。
    飲み会があればこそ集まる意義があると思うのは拙者だけ?

    もう8年くらい昔に今や友人でもない人とわざわざ集まりやすい駅に出かけて走ったのだが、ペースも合わないし、距離も同じじゃないし、一緒に走る意味が見出だせなかった。
    失敗だった。
    あの時は、走り終わった人から飲み屋になだれ込むような会にしておけば良かったのじゃないだろうか。
    自宅から走って自宅に戻れば済むランニングを、わざわざ出かけてまでする楽しさを用意するべきで、それがないと面倒くさいだけだ。

    ここからシステムの話をしたい。
    ランニングって、走る際はあまり予定を立てずに、行ける時間に行くというパターンが多い。
    だから「明日、近所で一緒に走れる人いないかな~?」みたいなレベルの掲示板があれば、使うかなぁ? どうかなぁ? と思ったりする。

    例えばTwitterのハッシュタグでも良いんだけど、
    「2/11(土)14:00~ 伏見稲荷駅ピストン 10kmくらい 飲みあり #京都ラン」
    みたいな、情報が出てたら、ちょっといいなぁと思う。
    「行きます!」
    と、リプする。

    しかし、こういうのよりはやっぱりサークルのほうが安心かなぁ。

    結局、分からない。自分以外にニーズがあるのか分からない。
    女性から「一緒に走りましょう」と言われるくらいだから、ニーズがなくもない気がする。

    あとシンプルに、その辺で走ってるランナーに声をかけるのが一番シンプルかもしれんよね。
    「どこまで行きますか~、しばらく一緒に走っていいですか~」
    って。
    拙者なら、
    『俺の走りについて来れるのか、なめやがって』
    と、眉根を寄せるだろうな~(笑)

    まぁ、この件に関しては、なにか行動を起こすかもしれないし、起こさないかもしれない。

    もし、ラン→銭湯→飲み会、が大好きな人がいたら、ぜひ連絡を頂きたいところです。

    以上。

  • デートの期待感はへし折られ、それは友情と呼ぶのだ!

    デートの期待感はへし折られ、それは友情と呼ぶのだ!

    女性と二人きりになって、しばらくの時間を過ごしたのに、ロマンティックな感じにならなくて、なんか男として不甲斐ない気持ちになるのは、なんなんだろうな。
    友情と解釈しても良いのだが、それにしては、ざっくばらんさがなくて、拙者の態度は女性に対するそれであり、ぎこちない。

    発端は、女性から「良ければ一緒にランニングしてほしい」という提案をもらったこと。もちろんオッケーなので、そういう返事をする。
    日程調整すると、2月5日になった。

    拙者に気があるのかい?
    などと慮ったりするけれど、こんなのは妄想の類らしく、拙者に対する好意がなさそうなのは、メッセージの内容や頻度でハッキリすることだ。
    だから、シンプルにシンプルに、一緒に走ってくれる相手をお求めのようだし、そのお求めに応えるのは拙者であるべきだ。
    拙者の側も一緒に走ってくれる相手を求めており、良い景色を見た時とか、気になる物があった時に、「いいねー」とか「何だこれは」と言いたい。いつもは独りで走っているので、心のなかで呟き、あるいは独り言を呟き、寒々しいので、願ったり叶ったりのWin-Winなのだ。
    さらには走る場所も万博記念公園をチョイスして、ここは大阪ランナーの聖地的な存在らしく、一度は走ってみたかった。

    幸運にも上手く晴れて、京都からバイクで1時間ほど走り、彼女と待ち合わせ。先方は遅延が発生していたらしく10分遅れでやってきた。前より髪色が派手になっていた。

    早速ランニングをスタートする。
    多くのランナーは外周を走るようだが、拙者たちは遠方から来ているので、入園料を支払い園内を走ることにした。
    外周が5kmと情報を得ていたので、できるだけ長く走れるようと大回りで周る。

    お喋りしながら走るペースは1kmあたり8分で、普段は6分台で走っている拙者には遅いかと思いきや、前日の疲労が残っているのでちょうどよいペース。
    しかし会話はあまり弾まなくて、拙者が一方的に喋り、彼女はしんどそうに相槌を打つ。
    「○○さんは二十代やっけ? エキスポランドの存在を知らんよね?」
    「はい」
    いや、これはトーク内容がつまんないのではなく、走りながら喋るのはそこそこしんどいってことだ。登山で口数が少なくなるのと同じ。

    木々の間を抜けるのも好きだし、モニュメントも面白いけれど、芝生の広場がずーんと広大なことに非日常を感じた。規模の割には人が少なくて、人が小豆サイズに見えるほど遠くまで見渡せて、傍らには一緒に走る人がいて、わーっと手を広げたくなったし、実際にそうした。
    楽しかった。

    一緒に走る人、と表現せざる負えないは、友達と表現するのもおこがましい距離感だから。
    友達以上恋人未満という、微妙な距離感を表現する異性関係の言葉があるが、同じように表現すると、恋人以下友達未満知人以上、くらいの感じだな。
    「一度会ったら友達で、毎日会ったらきょうだいだ」という名言が頭の中にあるのだが、これは明確に否定したい。全然違うぞと。

    太陽の塔を写真に収めたり、小さく咲いた梅を見たりした。
    その後も大回りで走っていると、元の場所にたどり着いた。
    園内なのに意外にも8kmも走れた。
    「こんなに走れると思ってませんでしたー」と、友達未満の君は言った。
    「よく頑張ったね」と、言ったはず。

    その後、ランチもご一緒したけれど、それは本当に空腹を満たす、という感じだったし、ロマンティック要素ゼロ。
    拙者の心にはスカスカの穴が空いているような、なんにも無さ。
    どーなってるのこの島はドーナッツ。

    こうしてロマンスは起こらず、太陽の塔の思い出が残り、友情が育まれ、次回からは友達と表現することにしよう。
    知人以上から友達に昇格したことにしよう。
    そしてこの際だから、ランニング友達をたくさん増やすことにしよう。
    これでハッピーエンドだ。

    拙者はエキスポシティとかに行っても、あるいはUSJとかに行っても、さほど楽しめないので、ランニングしてビール飲んで美味しいご飯を食べるのがいい。
    「一度走ったら友達で、毎日走ったら義兄弟だ」
    という名言を採用して、今後も楽しめるように頑張る。

    以上。

  • 鴨ぴょんはそこそこ疲れる

    鴨ぴょんはそこそこ疲れる

    京都ゆるふわスポーツ大会を決行することにしたので、会場の視察に行った。
    「ぜったいにー、成功させよーねー、ウン😄」
    と自分を盛り上げつつ、神宮丸太町駅へ。そこに未来が待っている。

    今日は立春パワーなのか、昼間は快晴&穏やかな気候で、庭で昼寝ができたほどだ。こないだの大雪が嘘みたい。
    こんな日はランニングすべきだよな、と自分に問いかけ、
    ウン😄 と言って、そういえば会場視察を後回しにしていたのを思い出した。

    昼寝をしてしまったせいで、出かけるのはおやつの時間を過ぎた頃で、その時には寒くなってきてたんだよなぁ。
    相変わらず、空気が読めない。外気も人間関係も。
    だから、もう、決めたから行く、決めたからやる、って行動するしかない。

    ウェアを着て、京阪電車に揺られ、神宮丸太町駅へ。
    出発駅も到着駅も普通しか停まらないので、そこそこ不便。だからこその穴場。
    丸太町橋を渡ると、子どもと親子の集団がイベントしていたり、散歩の人がいたり、ランニングの人がいたりするが、かなりスペースに余裕がある。ゆるふわスポーツにはぴったりだと確信した。

    河川敷沿いに売家の看板が出ていて、こんなところに住んだらめちゃめちゃいいな。毎日ゆるふわスポーツをし放題だな、と羨ましく思った。
    いやむしろ、ゆるふわスポーツ屋として拙者が開業しようか。
    今回の大会が成功したら事業計画書を書いてみよう。

    とにかく成功のために、ミニ駅伝の試走をしてみる。
    地図上で1.8kmと計測したが、実測するとどうなるか、走ってみた。

    これが本当に良いコースで、短いながらドラマティックだ。
    丸太町橋付近を南下し、鴨川の飛び石をぴょんぴょんする。これは二条の飛び石と呼ばれている場所だ。
    思っていたよりぴょんぴょんは息が上がる。かなりパワーを使う。普段より大股を要求されるし、勢いがあった方が跳ねやすいと思っていると、足にくる。
    ぴょん後は北上するが、すぐに木製の橋があり、意外な上りがある。
    丸太町橋の下をくぐり、次の橋が荒神橋でその先に、荒神橋の飛び石がある。これをまたぴょんぴょんする。
    後半のぴょんぴょんは足に疲労がグッとくる。
    これを渡り終えると、ゴールまでのストレートであるが、疲労が蓄積されているので、なかなか速度を上げられない。
    ゴールしてみると、1.75kmほどで、まぁ1.8kmでだいたい正解。
    拙者の足で約10分でした。

    そして、1.8kmを走るのはしんどい人用に、ショートカットも検討した。
    丸太町橋を渡れば良いのだ。
    この場合は0.8kmだった。

    問題としては、
    分岐をプレイヤー任せにせねばならぬこと、
    荒神橋ぴょんぴょんじゃなくて荒神橋を渡ってしまえる可能性があること、
    プレイヤーの善性に委ねる必要があるが、まぁゆるふわなので、そこまで目くじら立てなくてもいいか。

    以上の視察の結果、ぴょんぴょんする駅伝は他にはない面白いコースだし、初心者向けのショートカットも用意できるし、理想的な場所だった。
    あとは、対岸まで「頑張れー」という声は届くのかな?
    さすがにこれは一人きりじゃ実験できなかった。
    これは本番の楽しみにとっておこう。

    とにかく、会場設定は成功している。
    あとは、今日みたいな天気だったら、もう大成功まちがいなし。
    おひさま、お願いしますよ。
    「ぜったいにー、成功させよーねー、ウン😄」

    参加者は募集中です!

  • 1.9kmはゆるふわか? ガチか?

    1.9kmはゆるふわか? ガチか?

    ゆるふわスポーツ大会というのをやろうと思っていて、2月26日(日)に実施しようと決めた。
    楽しくなりそうなのだが、会場は検討中なので、積極的に広報できないでいる。
    競技の一つにミニ駅伝をやるので、二条城がいいかなって思ったので、とりあえず視察に行ってきた。

    電車でJR二条駅へ。片道200円なので安い。
    二条城の外周は1.9kmで、信号もアップダウンもないので、人気のランニングスポットらしい。

    西南隅櫓

    北西の位置にある二条公園は、キャッチボールをする親子などで賑わっていた。都市部の公園なので人気。
    スペースあるのでフリスビーを放り投げて遊べると思う。

    二条公園

    二条城の外周を走ってみると、とても走りやすいし、堀も塀も趣がある。さすがに正門あたりは歩行者でごちゃつくが、それ以外はずっとスムーズ。ただし北側の歩道にはまだ雪が残っており、気をつけて走った。
    実施できそう。だが、悩む。
    一周1.9kmはゆるふわになるのか?
    拙者は10kmくらいは普通に走るので、1.9kmは骨のない距離だと言えるし、わざわざどこかに出かけてまで走りたい距離ではない。
    しかし、普段運動していない人とって1.9km走るというのは、どんな感じ?
    いける? いけない?
    懸念点はもう一つあって、走行中にそこそこ孤独が押し寄せる。スタート地点とゴール地点にしか仲間がいないのは、ゆるふわ的には難点。ガチっぽくなる。沿道に応援してくれる人もいないし。
    と、視察の結果はこんな感じ。

    結論は出さずに、そのままランニングを続ける。
    大文字に雪が積もってて珍しい景色が見れるようなので、足を向ける。
    せせらぎの堀川沿いを北上し、鬼が出そうな戻り橋から一条通を東征、厳かでジャリジャリする御所を経て、あの出町デルタに行き着く。
    白大文字が見れた。面白い。

    白大文字

    その後は、ところどころぐじょぐじょの鴨川沿岸を南下し、時折カフェなどに惹かれる二条通りを西進。
    トータルで11.4kmほど走った。
    時期的なものか、街中だからか、ランナーを多く見かけた気がする。
    みんな、大会出るのかなぁ? 頑張れー。

    ラン後は急いで銭湯へ。寒かったからな。

    小屋暮らしをしていた時は毎日銭湯だったけど、ひさしぶりになっている。
    あったかい湯に浸かって気づいたのは、体がガチガチに固まっていたということ。柔軟性がなくなっている。
    拙者は心の底からカオスなので、整いはしないけれど、広くて冷めない風呂に入るのは大事。必要。
    2週間に1回は、ランと風呂で血の巡りを良くしようと、決意したところ。

    ゆるふわスポーツ大会の会場は、ペンディングにしとく。
    もう1ヶ所検討したい。
    それは京阪の丸太町駅で、また視察に行かねばな。
    また鯉のお風呂に入りに行こうか。

    いつまでも生きれるわけじゃないし、いつまでも元気なわけじゃないので、過去最高に楽しくて、過去最高に人の役にも立てる日々を目指したいですな。

    以上。

  • 大人のゆるふわ駅伝がしたい

    大人のゆるふわ駅伝がしたい

    駅伝がしたいのです。

    拙者はランニングが趣味なので、たまにRUNイベントを企てることがある。
    鴨川ハーフマラソンというのをやって3人で競い合ったり、GPS鬼ごっこもある種のRUNイベント。旅ランは1人でやってるけど、去年はRUNデートをしたんだよな、特になんにもならんかったけど。
    そういうRUN企画の一種として、大人のミニ駅伝をしてみたいと思っているものの、3年くらいやれてない。

    ほとんどの人が駅伝などには興味ないと思うのだが、大人になってからタスキをつないで走るのって、学生の頃に人目にさらされ無理やりやらされたあんなのより、感動が深いと思うのだ。
    拙者はマラソン大会に出るけど、あれは自分との戦いなので、友情は育まれないし、誰かを応援することもない。ひたすら「自分頑張れ」と言い続ける。苦痛からの解放で気持ちよくはなれるけど、それだけといえばそれだけ。虚しい。
    駅伝だと、自分の走りっぷりがチームに貢献するわけで、そこに喜びがあるはずで、それを味わってみたい。
    チームメイトが一生懸命にゴールまで走る様子を見守りたい。額に光る汗を見て、「必死やなぁ」ってつぶやきたい。

    だけど、コロナ禍のせいもあり、大人が出場できる駅伝大会は見当たらない。
    あと、出場できる会を見つけたとしても、同じくらいの熱意を持つRUN友がいない。

    だから、普段は走ってない人でも参加できるゆるふわな駅伝をやってみたいと思うのだ。タスキさえつないだらいいレベルのぜんぜんスポーティーじゃないやつ。

    で、この企画はやろうと思えば簡単に実施できる。正確なタイムを求めなければ装置とか必要ないし。普通にかけっこみたいなもんだから。
    だがしかし、参加者を集めるのがムズい。
    ミニマムで5人 vs 5人かと思うのだが、これだと10人の参加者が必要になって、こんなニッチな企画に10人集めるのは、めちゃきついんですよー。BBQとか飲み会なら10人くらい容易いけどなぁ。
    知人の範囲で走りたい人10人集めるって、読書好きな人10人とか、政治を語りたい人10人とか、ボランティアしたい人10人とか、ダンス好きな人10人とか、どっぷりコミュニティに浸かってない限りは難しいし、コミュニティに浸かってる人は逆に新しいことはやりたがらないだろうし。
    RUNは1人で成立するから、仲間づくりはやってこなかったなぁ。はぁ。

    最初は4人 vs 4人に妥協したら、ギリギリいけるかなぁ。
    いや、初回だから、3人 vs 3人でもいいか。
    これ以下になると、駅伝とは名乗れなくなりそうなので、もう妥協はできんぞ。

    というわけで、このミニ駅伝大会に参加しても良いぞ! という方は、連絡してもらえませんかね?
    京都市内で2月か3月にやりたい。
    1人2kmで考えていて、走りたい人は4kmでも可。
    タイムはどうでも良いです。なんとなく体を動かしたい、そのための刺激が欲しいという方を求めます。
    とにかく人数が必要なので、チームの足を引っ張るかも……などという心配は無用です。

    大人でもタスキを繋いで走る体験が必要だと、拙者の心が求めている。

    ああ、最悪は3人 vs 1人でもいいか。
    3人は駅伝で、1人はマラソン(笑)

    最低ラインがここまで下がったら、できるかもー!
    よーし!

  • 謎のランニングサークルのメンバーです

    謎のランニングサークルのメンバーです

    ハッシュと称されるサークルに参加している。
    このブログにも何度か書いているが、ゲーム的なジョギングの後に美味しくビールを飲む会で、正式名称はHash House Harriersという。

    この遊びの魅力は尽きないのだが、説明するのは今さら感があるので、いちいち説明しないでおく。
    ・ビールが好き
    ・アウトドア遊びが好き
    ・ゆるく走りたい
    この3つに当てはまる人が参加してるように思う。

    かくいう拙者もHashを語れるほどの真髄は味わってはおらず、日本の全国大会や世界大会なども実施されているらしいが、一度も参加したことがなく、京都から出ていかないハッシャーである。
    ドラクエ3で例えると、アリアハンの大陸から旅立っていない。
    2011年からずっとアリアハンで、かれこれ12年になるわけか……。

    最初に参加した当時は、街を舞台に遊ぶことがたまらなく面白かった。シンプルな道具で、ものすごい楽しさを生み出すことに感動したし、知名度の低い遊びを楽しんでいる自分も好きだった。

    それから徐々にシリアス(真剣な)ランナーに成長してしまい、マラソン大会に参加しだし、ハッシュじゃ負荷が足らなくなって、参加する意義が少し薄れた。

    さらにそこから最近になって、やはりハッシュは良いと思うようになった。自動的に飲み会の予定が入るのが楽だ。
    走ったゴール地点にビールが用意されており、同じく走った仲間と杯を酌み交わせることに価値を感じている。

    まぁ、自分が楽しむかわりに、コースづくりの当番が回ってきて、そこそこ労力がかかり奉仕の精神が必要なのだが、良いコースを作ると評価が上がって、居心地がどんどん良くなる。
    拙者もようやく使えるヤツという評価を得られてきたところ。

    まさに昨日がそのハッシュで、楽しく走って、楽しく飲んで、楽しく喋った。
    そして、かなり飲みすぎた。終電ちかくまで粘るのは久々だった。
    コロナ以降は飲み会が滅んでいるから、ハッシュでの飲み会はありがたい。
    外人さんとも、女性ともたくさん喋って、女の子を抱っこしたりして、おっぱいが大きい方がいいかニップがいいかって中身のない話をして、居眠りしだす人は寝て、ろれつが回らない代わりにニコニコしだして、なんかもうパーティーだった。

    そんな素敵なサークルが皆さんのお陰で維持されていて、大変ありがたいことで、幸せなことです。
    人間同士のことなので、色々とトラブルも起こり得るのですが、そこは大人力でなんとかしたい。

    この夏、拙者はとある目論見を描いていて、それはハッシュのゴール地点が盆踊り会場というすごい企画。
    走って、ビール飲んで、踊る!
    ヤバすぎ!

    上手く予定が合えば良いなぁ。
    乞うご期待!

    女の子を抱っこしてる図
  • 【旅ラン2.5】生駒山麓公園に行き着けない

    【旅ラン2.5】生駒山麓公園に行き着けない

    このごろ敗北つづきで、また失敗譚を書かねばならない。
    2つの目的をもって奈良県生駒市に行ったのだが、2つとも達成されなかった。
    徒労感。

    2つの目的

    1つは、有精卵を買うことだ。
    Google Mapで検索していると、奈良県生駒市に卵の自動販売機があって、そこに有精卵が売っているとの情報。
    しかも300円で買えるらしい。
    売ってるなら買いたい。

    もう1つは、旅先でランニングすること。
    NHKの旅ランサイトを調べると、奈良県で最もオススメなコースがこの生駒山。山麓公園をスタートしてピストンすると景色が良く風呂にも入れて良いらしい。
    走ってみたい。

    たとえ有精卵が手に入らなくても、旅ランできればOKだと、行く決意を固めた。

    有精卵

    京都伏見から国道1号線を走る。久御山、八幡、枚方などを通過。1号線を名乗る幹線道路なので走りやすい。
    枚方あたりから山手へと向かい、さほどアップダウンもなく生駒市にたどり着く。ニュータウンを感じる街並みが広がっていた。

    出発から1時間ほどで目的の場所たる卵の自販機にたどり着く。
    しかし、喜びではなく落胆が待っていた。

    自販機の中身が空っぽなのである。

    しょうがないので、向かいのファミマでホットコーヒーを買った。コーヒーは控えているけれど、Lサイズを買った。
    客として来ていたおじいさんに尋ねてみた。
    「あの自販機に卵が入ってること、あるんですか?」
    「わからないけど、たまに入れに来てるのではないか」
    とのこと。
    現在時刻、12時30分ごろの時点では卵はないのは明らか。
    だけど、曜日によって、あるいは時間によって入っている可能性があるのかは謎のままだ。
    中途半端な情報になってしまった。もうちょい聞き込みすれば良かったかな。

    がっかりしつつ、第2の目的へ向かおう。

    生駒山麓公園

    この卵自販機から20分ほどで、山麓公園に行けるらしい。
    Googleのナビを頼りに向かってみる。ハンナ道路というカワイイ名前だがガッシリした道を通る。

    でも、どこで間違ったんだろう?
    生駒山麓公園に行き着けない。
    そもそも拙者は左右盲という小さな障害を持っているので、ナビが右だの左だの言っても、え?え?となるのです。
    あと、ナビって間違った道を進んでも、新たな修正ルートを提示してくれる。でも「間違いましたよ」って言ってほしい。

    いや、ナビに集中できなかったのが問題かもしれん。
    バイクの後輪に金属片が刺さっているように見えて、空気が抜けていったらどうしよう、という不安を抱えていたのだった。

    高台の住宅地をぐるぐるして、また戻ったりしてると、ナビが別ルートを提示して、それが生駒スカイライン。これが行ってみるとバイクは通行禁止。「生駒山麓公園とは、そもそもバイクでは行けない場所か?」と途方に暮れた。
    はぁ、もうこのまま帰ろっか? 何もせぬまま帰ろっか?

    しかしこういう時は、一呼吸おこう。
    バイクを歩道に停めて、無心になった。

    残りのホットじゃなくなったコーヒーを飲みほす。
    とにかくなんとかして、生駒山麓公園には行こう。
    さっきの住宅地から徒歩でならアクセスできるはずだ。
    と決意した。

    高台の住宅地に戻り、森の近くにバイクを停めて、スマホアプリヤマレコを起動し、森へと分け入る。

    生駒山離宮。と言えそうな普通のため池

    登山道は気持ち的には慣れているが、足首を負傷中なので「負担がかかると嫌だなぁ」と心配になる。12月のハーフマラソン大会にエントリーしてるからなぁ。
    そして、バイクを停めた場所からはどんどん遠ざかり「風呂に入っても汗をかいてしまうな」と、できることが減っていく。
    でも、とにかく前に進む。
    何も良いことが待っていなくても、とにかく進むべき時が人生にはある。

    秋の登山道は落ち葉が散っていて、それを踏むとカサカサと音がする。カサ、カサ、カサ、カサ。
    熊や猪に遭遇したらどうしようかと、少しだけ考える。
    上着を脱ぐくらいの暑さを感じた頃、舗装道路に行き着いて、すぐに山麓公園の入り口だった。
    で、やはりバイクは拒まれていたようで、駐車場の入り口はバイク用の利用料金も通り道もなかった。

    車は520円です。バイクは書いてない。

    園内を進む。赤く染まる紅葉もあり良い散歩道っぽい。だが拙者は「同じ道を戻るのめんどくさいな」と思ってばかりだ。
    すると、あれ?

    古びれたホンダのトゥデイ

    単車の駐輪場があるぞ?
    これは! どこかに別の進入ルートがあるに違いない。

    で、結論から言うと、バイクでの進入ルートは見つけました。
    解明できて良かった。あースッキリ!

    山麓公園ふれあいセンターでは、ご飯も食べれて、缶ビールも売っていて、風呂もある。ランニングのゴール地点にするにはとても良さそうだった。

    知らない道を走るには、時間が遅くなっていたし、バイクを停めなおすのも面倒だったので旅ランは断念。
    バイクまで戻り、京都へ帰りました。

    まとめ

    2つの目的も達成されなかったし、バイクの後輪に不安も抱えてたし、帰り道も1本間違えたようで険しい道程だった。
    それでも、家にいるよりは経験が積めて良かった。
    失敗するってことは、チャレンジしてるってことだもんな。
    失敗に慣れるのが成功への秘訣です。

    バイクを保有していると、乗らなくても保険代が飛んでいってしまうので、たくさん使ったほうが良いよなぁ。タイヤなども経年劣化するし。
    知らない場所は沢山沢山あるからなぁ。そんな風に思う旅でした。

    今後道に迷わぬために、バイク用スマホホルダーは買おうと思います。

    我々の旅はつづく!